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その他参考情報

パッケージメディア

【技術分類】
  A−2−2  セキュリティシステムアーキテクチャ/実装/パッケージメディア

【技術の名称】
  A−2−2(1)  CPPM(Content Protection for Prerecorded Media)

【技術内容】
  DVDは、高品質なデジタルデータを記録するメディアとしての地位を確立しつつある。コンテンツをデジタルデータとして流通させる際、コンテンツが不正にコピーされないような保護技術が求められる。DVD-Audioでは、CPPMが採用されている。次の要素技術を備える(図1)。
(1)暗号アルゴリズム
  コンテンツや鍵の暗号化/復号にC2という暗号アルゴリズムを採用している。
(2)鍵管理と不正機器無効化
  MKBを用いた鍵管理により、不正機器を無効化する機能が備わっている。ディスク製造時にはライセンスされたメディア鍵を使用し、ディスク再生時にはデバイス鍵とMKBから復号されたメディア鍵を使用する(図2)。
(3)バス認証
  PCシステムにおいてCPPM保護されたDVD-Audioディスクを再生する際には、ドライブが読み出したアルバムIDをPC上のホストに安全に伝送するために相互認証が行われる(図3)。
(4)電子透かし
  著作権保護のために、Verance-4Cオーディオ電子透かしと呼ばれる電子透かしが採用されている。オーディオコンテンツがアナログ出力などで適切な保護が施されずに扱われた場合にも、コピー制御情報(CCI)などの情報を伝えるためのもので、12ビット分の電子透かしが規定されている。

【図】
  図1  CPPM技術の概要
CPPM技術の概要
  出典:「DVD-Audioにおけるコンテンツ保護技術」、「東芝レビュー Vol.56 No.7」、(2001年)、加藤拓、遠藤直樹、山田尚志著、(株)東芝発行、54頁  図1  CPPM技術の概要

  図2  CPPMコンテンツ保護システム
CPPMコンテンツ保護システム
  出典:「DVD-Audioにおけるコンテンツ保護技術」、「東芝レビュー Vol.56 No.7」、(2001年)、加藤拓、遠藤直樹、山田尚志著、(株)東芝発行、56頁  図3  CPPM保護されたDVD-Audioコンテンツの製造と再生処理

  図3  PCシステムにおける再生処理
PCシステムにおける再生処理
  出典:「DVD-Audioにおけるコンテンツ保護技術」、「東芝レビュー Vol.56 No.7」、(2001年)、加藤拓、遠藤直樹、山田尚志著、(株)東芝発行、56頁  図4  PCシステムにおける再生処理

【応用分野】
  DVD-Audio

【出典/参考資料】
  「DVD-Audioにおけるコンテンツ保護技術」、「東芝レビュー Vol.56 No.7」、(2001)、加藤拓、遠藤直樹、山田尚志著、(株)東芝発行、54頁〜57頁
  「情報セキュリティ事典」、(2003年7月)、土居範久監修、佐々木良一ほか著、(株)共立出版発行、404頁〜411頁


【技術分類】
  A−2−2  セキュリティシステムアーキテクチャ/実装/パッケージメディア

【技術の名称】
  A−2−2(2)  CSS (Content Scramble System)

【技術内容】
  DVDはデジタル動画像を高画質で長時間記録できるため、そのコンテンツ保護は不可欠である。CSS(Content Scramble System)はDVDビデオ用のコンテンツ保護方式であり、一般ユーザによる民生機器を使用した不正コピーやコンピュータを使用した不正コピーなどのカジュアルコピーを防止することを目的としている。CSSは以下の要素技術を備えている。
(1)3階層の暗号鍵管理
  タイトル鍵、ディスク鍵、マスタ鍵の3種類の暗号化鍵を用いて、コンテンツ及び鍵が暗号化されてディスクに記録される(図1)。
(2)コンテンツスクランブル
  コンテンツの暗号化をスクランブルという。コンテンツ暗号化がタイトル鍵によって行われる(図1)。
(3)バス認証(PCシステム用)
  PCシステムにおいては、CSS準拠でないハードディスクへの不正コピーなどを防ぐために、バス認証が行われる(図2)。

  また、CSSで暗号化されたDVDビデオコンテンツは、再生専用型DVDディスクにのみ正規に存在するため、記録型DVDディスクを識別し、記録型DVDディスク上のCSSコンテンツ再生を制御するルールが定められている。さらに、CSSで暗号化されたDVDビデオコンテンツを復号して(アナログ)ビデオ信号やオーディオ信号を出力する際、この信号を記録されないようにするため、アナログビデオ、デジタルビデオ、オーディオ出力に関する規定がなされている。さらに、RPC(Region Playback Control)により、コンテンツの再生可能な地域を限定する機能もルール化されている。

【図】
  図1  CSS暗号化手順
CSS暗号化手順
  出典:「DVDのコンテンツ保護」、「東芝レビュー Vol.58 No.6」、(2003年)、石原淳著、(株)東芝発行、29頁  図1  CSS暗号化手順

  図2  PCシステムにおけるCSS復号手順
PCシステムにおけるCSS復号手順
  出典:「DVDのコンテンツ保護」、「東芝レビュー Vol.58 No.6」、(2003年)、石原淳著、(株)東芝発行、29頁  図2  PCシステムにおけるCSS復号手順

【応用分野】
  DVDビデオ

【出典/参考資料】
  「DVDのコンテンツ保護」、「東芝レビュー Vol.58 No.6」、(2003年)、石原淳著、(株)東芝発行、28頁〜31頁
  「情報セキュリティ事典」、(2003年7月)、土居範久監修、佐々木良一ほか著、(株)共立出版発行、402頁〜404頁

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