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【技術分類】 2−2−2 PSTN(電話網)との相互接続 【技術の名称】 SIPネットワークサーバ 【技術内容】 (1)SIPネットワークサーバの主たる機能は、名前の決定とユーザの場所を用意することである。ユーザが電話を掛けたいとき、SIPのUACはINVITE要求を送る。一般に、発呼者は、任意のユーザのUAS IPアドレスやホスト名を知らず、通常、着呼者を代表する名前は、eメールアドレス、時には電話番号や他の局部的な識別記号しか持っていない。この名前を用いてUACは、どのネットワークサーバがこの名前をIPアドレス化できるかを決定する。このネットワークサーバは、今度は、呼を別のサーバにプロキシまたはリダイレクトし、最終的にユーザがコンタクトできるIPアドレスがはっきりと判ったポイントに到達する。 (2)ネットワークサーバの典型的なSIP配備およびメッセージの流れを図1に示す。3つのドメインA、B、Cは、各々、ネットワークへの出入りのアクセスポイントとして機能する単独SIPサーバを持つ。ドメインAのユーザ・エージェントJoeは、他のユーザのBobに電話する。呼の案内は、ドメインAのアクセスサーバに転送(1)され、着呼者をドメインBおよびCで探す。要求は、ドメインCに到着(3)するが、ユーザはここでは判らず、エラー応答が返される(4)。しかし、ドメインBの要求(2)は、ドメインB内部のローカルサーバに転送(5)され、そこでようやくUASに到達する。応答は、次に、同じ経路を通って発呼者に戻る(7、8、9、10)。 【図】 図1 典型的なSIPの配備
図は、鞄立技術情報サービスにおいて、出典を参考として再構成いたしました。 【応用分野】 IP電話 【出典/参考資料】 「The Session Initiation Protocol: Providing Advanced Technology Services Across the Internet」、「Bell Labs Technical Journal」、(1998年10〜12月)、Henning G. Schulzrinne、Jonathan D. Rosenberg著、http://www.cs.columbia.edu/~hgs/sip/papers.html(Lucent Technologies Inc.)発行、144頁〜160頁 <引用情報> (a)著者の氏名:Henning G. Schulzrinne and Jonathan D. Rosenberg (b)表題:The Session Initiation Protocol: Providing Advanced Technology Services Across the Internet (c)関連箇所:147頁、左欄、5行〜19行、右欄、37行〜45行、148頁、左欄、1行〜7行, Figure 1 (d)媒体のタイプ:「on-line」 (e)掲載年月日(1998年10〜12月)、掲載者(Lucent Technologies Inc.)、掲載場所(Bell Labs Technical Journal)、関連頁(144頁〜160頁) (f)検索日(2001年11月29日) (g)http://www.cs.columbia.edu/~hgs/sip/papers.html 【技術分類】 2−2−2 PSTN(電話網)との相互接続 【技術の名称】 迂回制御によるIP電話のサービス品質強化方式 【技術内容】 中継系をIPにより伝送し、アクセス網として既存電話網を用いるIP電話サービスにおいて、電話網上の迂回制御によりゲートウエイ設備稼働率と接続品質を改善する。電話網をアクセス網として利用するサービス形態は電話網利用コストの比率が高く、迂回制御によるコスト増加は無視できない。このためサービス事業者が迂回制御に伴うコスト増分を限定し、その範囲内で呼の迂回を実施する方式を提示する。これにより平均呼損率を低減でき、回線留保方式の併用で迂回制御の効果が高められ、またトラフィック変動に対する耐性が強化できた。 IP電話サービス網(図1参照)は基幹網と接続網より構成し、接続網の先でGWを介して電話網と接続する。接続品質は発着側電話網での呼損率、発着GWでの呼損率およびIP網上の資源確保の可否による呼損率で決まる。発信端末、着信端末とも最寄りのGWを介した経路で呼を確立するとコストは最少となり、このGWに空き回線が無いと空きの存在するGWを選択して迂回ルートを経由させる。選択可能GW群を迂回候補群と呼び、迂回時に発生する電話網利用コストの増分を考慮して事前に与えられる。GWは電話網とIP網を接続し、GW-GW間をRTP(Real-time Transport Protocol)により音声パケットを伝送する。Signaling GWは共通線信号網とIP網を接続し、ISUP(ISDN User Part)により制御信号をやり取りし、Call AgentはSignaling GWを介してシグナリング情報を受け取り、MGCP(Media Gateway Control Protocol)により呼設定、呼開放などのGW制御を行う。迂回制御はGW、Call Agentへの機能追加により実現する。 【図】 図1 IP電話サービス網
出典:「電話網上の迂回によるインターネット電話のサービス品質強化方式」、「NTT R&D Vol.49 No.5 2000」、(2000年)、堀之内剛史、能上慎也、山本尚生著、電気通信協会発行、281頁 図1 想定するIP電話サービス網 【応用分野】 VoIP電話 【出典/参考資料】 「電話網上の迂回によるインターネット電話のサービス品質強化方式」、「NTT R&D Vol.49 No.5 2000」、(2000年)、堀之内剛史、能上慎也、山本尚生著、電気通信協会発行、280頁〜288頁 【技術分類】 2−2−2 PSTN(電話網)との相互接続 【技術の名称】 電話網とIP網との連携システムの構築 【技術の内容】 電話網とIP網との連携システムを構築するには、IPサービスに対する激しい需要の変化に合ったサービスをタイムリーに提供し、かつ需要の変化に対応できるシステムを構築せねばならない。電話網との連携サービスにおいては特に信頼性が重要になる。 IP電話網にも電話系サービスに近い連続運転が望まれ、目標MTBF(Mean Time Between Failure)値を設定して故障の抑制を図り、保守業務を自動化し、保守管理業務の容易化を図る必要がある。さらには、オンライン中にもサービスの運用に影響のないハードウェア/ソフトウェアの増設ができることが望ましい。 システムを構成するに当り、フェイルセーフ(危険回避)とフェイルソフト(部分回復)が重要となる。フェイルセーフは、障害発生時に予め設定された安全状態にシステムを固定し、全体としての安全性を確保する設計技法である。サービスの制御機能、管理機能、保守機能を複数のサーバに分散配備して障害を局所化することによりフェイルセーフを達成する。フェイルソフトはシステムの重要な部分を二重化して一方の部分が故障した時に他方の部分でシステムを稼動させる設計技法である。 以上を考慮したサービス管理システムは、高度インテリジェントネットワークが提供する通信サービスの情報管理、サービス制御ポイントへの情報配備などを行う。サーバに現用システムの他に予備系のシステムをミドルウェアが立ち上った状態でスタンバイさせる。障害時のシステム切替えを短時間で行うことができる。また他システムとの通信をCORBA (Common Object Resource Broker Architecture)を利用することにより障害時のサービス停止時間を短縮できる。 【図】 図1 システム構成の概要
出典:「電話-IP網連携サービスを指向したシステム設計法の検討」、「電子情報通信学会技術研究報告 Vol. 100 No. 670 SSE2000-275」、(2001年3月2日)、北野行宣、島村祐一、水野修著、電子情報通信学会発行、297頁 図4 システム構成例 【応用分野】 IP電話 【出典/参考資料】 「電話-IP網連携サービスを指向したシステム設計法の検討」、「電子情報通信学会技術研究報告Vol. 100 No. 670 SSE2000-275」、(2001年3月2日)、北野行宣、島村祐一、水野修著、電子情報通信学会発行、291頁〜297頁 【技術分類】 2−2−2 PSTN (電話網)との相互接続 3−1−1 VoIPゲートウエイ、メディアゲートウエイ、レジデンシャルゲートウエイ 3−2−1 ソフトスイッチ、メディアゲートウエイコントローラ、シグナリングゲートウエイ、IP-PBX等の構成方式、課金制御 【技術の名称】 PSTN・IP統合網のNGC制御方式 【技術内容】 近年、PSTN(Public Switched Telephone Network)とIPネットワークを統合したPSTN・IP統合網、特にVoIP(Voice over IP)サービスの実現方式が注目されている。このPSTNとIP網の連携で、ベアラ転送を行うMG(Media Gateway)、MGC(Media Gateway Control)によるネットワーク・アーキテクチャが検討され、ここではMGC-MG間の制御方式としてロバスト制御通信を行う方式を提案する(図1参照)。 MGがPSTN網またはIP網から呼を受けると、MGはMGCとの通信により呼接続できる。このプロトコルとしてH.323、MEGACOがある。このアーキテクチャはベアラ転送系ノードと制御系ノードの分離により新サービスに対応しやすい構成であるが、各ノード間通信量が多く、呼が大量に発生するとMGC-MG間の制御通信が増大し、遅延が発生する。そこでMGで大量の呼を受けても常に必要な帯域を確保することでロバストなMGC-MG間制御通信を実現する。一定の時間間隔で周期的にパケットをMGC-MG-MGCに転送し、そのパケットのRTT(Round Trip Time)を測定することで呼受付数を推定できるので、RTT値によりダイナミックにMGC-MG間の帯域を確保することでMGC-MG間のロバストな制御通信が可能になる。MGに大量に呼を受付けて、MGC-MG間に遅延が発生すると、その制御をロバストにすることが可能となる。 【図】 図1 MGC-MG間制御通信方式
出典:「PSTN・IP統合網におけるMGC制御方式の一提案」、「2000年電子情報通信学会通信ソサエティ大会講演論文集SB 4-2」、(2000年9月7日)、高谷直樹、増田悦夫著、電子情報通信学会発行、463頁 図2 MGC-MG間制御通信方式 【応用分野】 VoIP電話 【出典/参考資料】 「PSTN・IP統合網におけるMGC制御方式の一提案」、「2000年電子情報通信学会通信ソサエティ大会講演論文集SB 4-2」、(2000年9月7日)、高谷直樹、増田悦夫著、電子情報通信学会発行、463頁 【技術分野】 2−2−2 PSTN(電話網)との相互接続 【技術の名称】 公衆網でのVoIPの実現 【技術内容】 (1)公衆網においてVoIPを実現するためのネットワーク構造を図1に示す。既存の電話網とのVoIPインターワークが発生する機能エレメントは、トランクゲートウエイ(TGGW)、アクセスゲートウエイ(AGW)、シグナリングゲートウエイ(SGW)、コールエージェント(CA)がある。音声トラフィックをIPパケット化することで、データ通信網として構築されたIP網で音声トラフィックを扱うことができる。このIP網と既存の電話網との橋渡しをするのがメデイアゲートウエイであり、デジタル符号化されたPSTN音声トラフィックと、IP網で転送される音声パケットを相互に変換する機能をもつ。VoIPにおいて、電話番号とIPアドレスとの解決を含む接続先の決定や、他の呼制御信号のインターワークを行うのがSGWやCAである。SGWは既存の回線交換網とIP網間にあり、SS7共通線信号網からの呼制御信号を終端しIP網上の呼制御信号(SS7oIP)に変換する機能をもつ。CAはIP網上にあり、SGWにより変換されたSS7共通線信号網からの呼制御信号とVoIPの呼制御信号とをインターワークする。これにより既存回線交換網とIP網間の呼が相互に接続される。この呼接続情報はCAによりメデイアゲートウエイに伝達され、実際の音声トラフィックを転送する。CAとメデイアゲートウエイとのインターフェースにはMGCPやMEGACOP(Media Gateway Control Protocol)が用いられる。 (2)VoIPにおいて、既存の電話サービスと同等なサービス品質を実現するには強固なIP QoS(IP Quality of Service)の提供が必要である。また、既存の回線交換網のユーザが利用している音声蓄積、時間帯別料金システム、フリーダイヤル等の通信サービスを継続しながらVoIPへ相互に連携した通信サービスを展開するには既存の電話網とのアプリケーションにおけるインターワークが必要である。さらにボイスポータルやコールサービスセンタなどの新しい高度通信サービスの提供が要求される。 (3)VoIP端末と網(IMS)とのプロトコルは、ITU-TのH.323ではなく、データの可読性、拡張の容易性がある、IETFのRFCであるSIP(Session Initiation Protocol) /SDP(Session Description Protocol)を採用することで合意がとれている。 【図】 図1 VoIPを実現するためのネットワーク構造
出典:「公衆網におけるVoIPインターワーキング」、「情報処理 42巻2号」、(2000年2月)、阿留多伎明良、松本隆著、情報処理学会発行、142頁 図1 VoIPを実現するためのネットワーク構造 【応用分野】 高度通信サービス 【出典/参考資料】 「公衆網におけるVoIPインターワーキング」、「情報処理 42巻2号」、(2000年2月)、阿留多伎明良、松本隆著、情報処理学会発行、141頁〜145頁 【技術分類】 2−2−2 PSTN(電話網)との相互接続 4−1−5 CTI、コールセンタ、CRM 【技術の名称】 VoIP技術の企業イントラネットへの応用 【技術の内容】 (1)広域WANにおけるVoIPの適用事例 合計80拠点間にゲートウエイ89台を配し、専用線やIP-VPNを介してデータトラフィックと音声を統合している。音声圧縮にはG.729aを用いて1音声あたりの帯域を12Kbit/sに抑えている。データにはSNA(System Network Architecture)も利用している。音声、SNA、その他のデータをルータの優先制御機能を介して品質の確保を図っている。本社から各拠点へのFAX通信や拠点間の音声通話が多いので、2拠点を中心とするスター型の構成をとっている。 (2)国際IP-VPNの適用事例 拠点数は7拠点だが、国際的にIP-VPNを利用してコストを大幅に削減している。VPN用の暗号化装置を介してセキュリティを確保している。ゲートウエイでの揺らぎ吸収機構により、暗号化装置が加わっているにもかかわらず音質は確保されている。 (3)IP-PBXの導入事例 本館と別館の間の音声圧縮をG.711(64Kbits/s)、帯域の少ない拠点間ではG.729aを採用している。呼制御サーバはH.323におけるゲートキーパとして機能し、音声は通話時のみ端末間でRTP(Realtime Transport Protocol)で転送する。 (4)VoIPとCTIの融合 コールセンタ業務において、CTI(Computer Telephony Integration)サーバをVoIP化し、回線ボードをLAN用のみとし回線コストを削減し、装置構成を簡素化している。電話帳をWebサーバに実装し、VoIPを介して通話するほか、ユーザとオペレータ間で同一のディスプレイ画面を見ながらWebコンタクトを実現している。 【図】 図1 VoIPとCTIの融合
出典:「VoIPのイントラネットへの適用−IPを用いた企業情報通信システム−」、「情報処理 42巻 2号」、(2001年2月)、千村保文著、情報処理学会発行、135頁 図−4 Webコンタクト導入例 【応用分野】 企業イントラネット、WAN 【出典/参考資料】 「VoIPのイントラネットへの適用−IPを用いた企業情報通信システム−」、「情報処理 42巻 2号」、(2001年2月)、千村保文著、情報処理学会発行、132頁〜135頁 【技術分類】 2−2−2 PSTN(電話網)との相互接続 【技術の名称】 インターネット電話 【技術内容】 インターネット規模で利用可能なインターネット電話のシステムの開発・実装(図1参照)について示す。インターネット電話では、先ず端末機器は何らかの方法で相手のIPアドレスや通話を受付けるポート番号、音声のエンコード方式などを知り、次に相手に直接IPパケットを送りつけ音声をやりとりするポート番号を決めて通話を開始する。この方法としてインターネットの資源記述方式URLを用いパソコンから電話をかける場合、記憶しているURLか、相手の氏名等からデータベースを検索して必要なURLを取得し、利用する。ポート番号の設定には単純で遅延のないNOTASIP(Nothing Other Than A Simple Internet Phone)プロトコルを設計し、電話を掛ける側が音声データを自分のポートから相手のポートに送り、相手は通信に使うポートから元のポートに音声データを返し、接続を完了する。双方が音声データを連続したパケット列として送るので、パケットが多少落ちても遅延は発生しない。 インターネット電話と電話網で相互に通話するには、適当なゲートウエイを介する必要がある。電話網からまず適当なゲートウエイに電話すると、ダイヤルインや内線番号の機能を利用してゲートウエイはインターネット電話機に中継する。この時インターネット電話機側はゲートウエイに自分を登録しておく必要がある。インターネット電話機からの場合、最寄りのゲートウエイ装置に電話をかけ、これから電話網内に中継する。課金のためのセキュリティはIPアドレス、コーリングカード、クレジットカード暗証番号を利用する。これにはRADIUSプロトコルが利用可能である。またインターネット電話が利用できるためには、幹線が高速である必要がある。アクセス網も高速(100Kbps)で、インターネットが一日24時間常時接続されている必要がある。 【図】 図1 インターネット電話
出典:「インターネット電話とVoIP」、「bit Vol.32 No.12」、(2000年12月)、太田昌孝著、共立出版社発行 37頁 図3 インターネット電話 【応用分野】 インターネット電話 【出典/参考資料】 「インターネット電話とVoIP」、「bit Vol.32 No.12」、(2000年12月)、太田昌孝著、共立出版社発行 35頁〜40頁 【技術分類】 2−2−2 PSTN(電話網)との相互接続 3−1−1 VoIPゲートウエイ、メディアゲートウエイ、レジデンシャルゲートウエイ 【技術の名称】 PSTN・IP統合網におけるMGC-MG間信頼性確保方式の一提案 【技術内容】 (1)PSTNとIP網を統合したVoIPサービスの実現方式が注目されている。PSTNとIP網を連携するにあたり、ベアラ転送を行うMGとMGを制御するMGCによるネットワーク・アーキテクチャが検討されている。 (2)電話網は、キャリアクラスのノードに非常に高い信頼性が望まれているので、各機能は二重化されている。PSTNとIP網を統合したアーキテクチャで、キャリアクラスの信頼性を確保できるかが課題である。 (3)複数のルータが介在するようなIP網を用い、MGC-MG間を制御する際に、キャリアクラスの信頼性を確保するためには、MGC-MG間を物理的に2ルート化しようとすればIP網を2面用意することになり経済的でない。そこで、コントロールプレーン(C-Plane)とユーザプレーンのような他のプレーンと物理的に同じ網上で、拡張RSVPと周期パケットによる状態監視を併用した経済的な信頼性確保の方式を提案する。 (a)図1のように、予めRSVPでMGC-MG間に主運用第一パスと副運用第二パスを設定し、ともに異なる経路を設定する。そして両パスに対し周期パケットによる状態監視を行う。 (b)監視パケットを周期送出により故障ルートを検出し、切り替えができる。 (4)通常のIP網および本方式におけるMGC-複数MG接続したシステムの不稼働率を評価した。MGC-MG間のルータ数を各々1、5とし、MGC、MG、ルータの不稼働率をそれぞれ10-8、10-7、10-4と仮定した。本システムではシステム全体の不稼働率が10-6以下であり、キャリアクラスの不稼働率を満たすことがわかる。 【図】 図1 拡張RSVPと周期パケットを用いた信頼性確保
出典:「PSTN・IP統合網におけるMGC-MG間信頼性確保方式の一提案」、「電子情報通信学会総合大会講演論文集 B-6-53」、(2001年3月7日)、高谷直樹、増田悦夫著、電子情報通信学会発行、61頁 図2 拡張RSVPと周囲パケットを用いた信頼性確保 【応用分野】 VoIP 【出典/参考資料】 「PSTN・IP統合網におけるMGC-MG間信頼性確保方式の一提案」、「電子情報通信学会総合大会講演論文集 B-6-53」、(2001年3月7日)、高谷直樹、増田悦夫著、電子情報通信学会発行、61頁 【技術分類】 2−2−2 PSTN(電話網)との相互接続 3−2−1 ソフトスイッチ、メディアゲートウエイコントローラ、シグナリングゲートウエイ、IP-PBX等の構成方式、課金制御 【技術の名称】 CA呼制御ソフトの通話路(MG)制御に関する検討 【技術内容】 (1)既存電話網とIPデータ網を統合制御するCA/MG型の網構成の標準化を速やかに実現するためのMGの接続形態と既存呼制御ソフトウェアをベースとしたMG制御について検討した。 (a)既存交換機はIP加入者制御、MG制御を除いた呼処理機能を具備し、また、多くのサービスをPSTN加入者へ提供している。 (b)既存の遺産を利用するために、既存の呼制御ソフトウェアにVoIP関連機能を追加し、既存システムのアップグレード版としてCA/MGを構築する。 (2)MGの接続形態としては、既存呼処理PSTN−SW−PSTNのSWのように、IP網−MG−PSTNようにMGを配置できる。しかし、既存サービスの中の音源(固定・可変)を使用するサービスの適用では、MGに全ての音源をサポートさせるか、音源サーバを設置するかは費用と時間がかかるので、既存交換機の音源を利用できる、IP網−MG−SW−PSTNの形態も可能とする。 (3)MGの機能を発揮させるためのCAのソフトウェア構成は、次の要件を備える(図1)。 (a)MGを制御するために必要なMGチャンネル制御(MG回線管理、障害処理等)、端末情報(MGへの接続指示に必要な端末IPアドレス等)、MG通話経路管理(呼ごとのMGのパス状態管理)、MG制御(MGとのコマンド/メッセージ通信機能)、論物ターミネーション管理についてはMGに特化した機能として新規機能ブロックを生成する。 (b)VoIP呼制御を設置して、IP系新サービスへの拡張を確保する。 (c)新規処理部と既存呼処理間でQ931制御/加入者チャネルをアダプテーションしてインターワークする。 (4)これにより既存PSTNサービスの適用が可能となり、既存呼処理側にはH.323/SIPプロトコルや端末情報等の機能を隠蔽できる。 【図】 図1 CAソフトウェア構成
図は、鞄立技術情報サービスにおいて、出典を参考として再構成いたしました。 【応用分野】 VoIP 【出典/参考資料】 「CA呼制御ソフトの通話路(MG)制御に関する検討」、「電子情報通信学会総合大会講演論文集 B-6-110」、(2001年3月7日)、阿久津正幸、岸田好司著、電子情報通信学会発行、118頁 【技術分類】 2−2−2 PSTN(電話網)との相互接続 3−1−1 VoIPゲートウエイ、メディアゲートウエイ、レジデンシャルゲートウエイ 3−2−1 ソフトスイッチ、メディアゲートウエイコントローラ、シグナリングゲートウエイ、IP-PBX等の構成方式、課金制御 【技術の名称】 IP電話のサービス品質強化 【技術内容】 中継をIP(Internet Protocol)によって伝送し、アクセス網として既存電話網(PSTN)を用いるIP電話サービスで呼の迂回制御に基づく両網のコラボレーションにより、設備の稼働率と接続品質を改善する方式を示す。 IP網は基幹網(IP backbone network)と接続網(IP access network)からなり、接続網の先でGWを介して電話網と接続する。接続品質は発着側電話網での呼損率、発着GWでの呼損率およびIP網上の資源確保の可否による呼損率より定まる。また最寄りのGWを介した経路で呼を確立すると電話網利用コストが最小となり、これを本来ルートと呼ぶ。これに空き回線がない場合、空きのあるGWを選択し迂回ルートを経由する。このとき選択されるGW群を迂回候補群と呼び、コスト増分を考慮して事前に与える。 迂回制御の前提条件は、(1)共通線信号網を通じて呼設定時の接続ルートを選択する。(2)GWへの機能追加による処理負荷を最小限にする。(3)IP網とGWからの取得情報のみに基づいて制御する。(4)IP電話サービスの接続品質はGWでの呼損率により決定する。図1は、共通線信号網との相互接続をしたIP電話サービスの実現形態例である。GWは電話網とIP網を接続し、GW-GW間はRTP(Real time Transfer Protocol)により音声パケットを伝送する。Signaling GWは共通線信号網とIP網を接続し、ISUPによりシグナリング情報をやりとりする。Call AgentはSignaling GWを介してシグナリング情報を受け取り、MGCPにより呼設定、呼開放などのGW制御を行う。迂回制御はGW、Call Agentへの機能追加により実現する。さらにこれに回線保留方式を併用することで制御効果の改善が期待できる。 【図】 図1 IP電話サービスの実現形態
出典:「公衆電話網とのコラボレーションによるインターネット電話のサービス品質強化」、「電子情報通信学会論文誌 B-Vol. J84-B No.4」、(2001年4月)、堀之内剛史、能上慎也、山本尚生著、電子情報通信学会発行、759頁 図2 IP電話サービスの実現形態 【応用分野】 IP電話 【出典/参考資料】 「公衆電話網とのコラボレーションによるインターネット電話のサービス品質強化」、「電子情報通信学会論文誌 B-Vol. J84-B No.4」、(2001年4月)、堀之内剛史、能上慎也、山本尚生著、電子情報通信学会発行、757頁〜766頁 【技術分類】 2−2−2 PSTN(電話網)との相互接続 【技術の名称】 SIPによるIP電話技術の展開 【技術内容】 (1)部門PBXを置き換える目的で、SIPベースのソフトウェアパッケージを導入し、インターネット電話テストヘッドを構築した。そのテスト基盤のアーキテクチャと構成要素間の相互作用の1例を図1に示す。 (a)SIPサーバ:sipdはSIPプロキシ、リダイレクト、およびレジストレーションサーバである。 (b)SQLデータベース:sipdは、ユーザが到達できる現在のネットワークアドレスおよび電話番号を蓄積するために、MySQLデータベースを使用する。 (c)PSTNゲートウエイ:SIP/PSTN対応のルータを、T1トランクで電話スイッチ(PBX)、およびLANに接続した。 (d)ユーザ・エージェント:SIPユーザ・エージェント(SIPUAs)は、ユーザが、IP接続を通じてシステムと相互作用できる。ハードウェア(イーサネット電話)、または、ソフトウェアでも良い。e*phoneはイーサネット電話の例であり、sipcはワークステーションおよびPCで動くソフトウェアである。 (e)メディア・サーバ:rtspdは汎用のストリーミング・メディア・サーバで、通知および音声メールを蓄積・配達するのに用いる。 (f)統合メッセージング:sipumは、集中制御の応答機器である。 (g)会議サーバ:sipconfは、集中制御の音声/映像会議サーバである。 (h)SIP−H.323変換機:sip323は、SIPとH.323の間の発信ゲートウエイである。H.323は、いかなるパケットベースのネットワーク上でもマルチメディア会議を行えるITU-Tの規格である。sip323は、H.323クライアントをSIP構造基盤に一体化している。 【図】 図1 SIPベースのアーキテクチャの一例
図は、鞄立技術情報サービスにおいて、出典を参考として再構成いたしました。 【応用分野】
【出典/参考資料】 「Towards Junking the PBX: Deploying IP Telephony」、「NOSSADAV 2001」、(2001年6月)、Wenyu Jiang、 Jonathan Lennox、 Henning Schulzrinne、 Kundan Singh著、ACM発行、1頁〜9頁 |