HOME > 資料室(その他参考情報) > 標準技術集 > 色素増感型太陽電池 > 導電膜

その他参考情報

導電膜

【技術分類】
  2−B  フィルム基板及びフレキシブル基板

【技術の名称】
  2−B−2  導電膜

【技術内容】
  プラスチックフィルム基板表面に蒸着されたITO系透明導電膜の比抵抗は、ガラスの場合(10〜20mΩ・cm)と異なり40〜100mΩ・cm程度である。これは基板温度を上げることが出来ず結晶化が進まないことによる。製膜法には1)酸素雰囲気中でITOを蒸着しその後大気中で加熱酸化する蒸着法、2)アルゴンガス放電によりターゲットからITOをスパッタするスパッター法及び3)圧力勾配型アーク放電ガンを用いたイオンプレーティング法が行われている。ITOフィルムの一般特性(導電性、透明性、抵抗値の加熱変化、経時変化、密着性、濡れ性、エッチング性など)について記述されている。

【図】
  表1  ITOフィルムの用途
用途タイプ表面抵抗
Ω/□
全光透過率
PET厚み
μm
備考
◎無機分散型EL封止型100〜300≧8075、125ITO表面にトップコート、PET面易接着処理
封止レス型100〜300≧8075、125、188 
◎透明TPセグメント型100〜30080〜85125、188PET面ハードコート
アナログ型300〜50085〜90125、188表面抵抗の均一性が必要、PETハードコート
◎透明電磁波シールド汎用タイプ50〜30080〜85125 
高透明タイプ50〜30085〜90125ITO表面にトップコート
○透明ヒーター 10〜10080前後  
○フレキシブルLCDTN、STN40〜20080前後各種エッチング性がポイント、基板はPET以外
☆透明電波吸収体 10+κ 125κは計算で算出

  注)  ◎は主用途、○は少量、☆は今後の用途

  出典:「透明電導性フイルム(OTEC)」、「株式会社トービ・ホームページ」「online」http://www.tobinet.co.jp/otec.htm、検索日:(2004年2月5日)  表1  ITOフイルムの用途

  表1の説明:各種用途に使用されるITOフィルムの一般特性を示す。

  表2  OTECのグレード一覧表
品番フィルム厚み
μm
物性用途
表面抵抗
Ω/□
透過率
(%)
ELTPEMIFHLCD
OTEC-070125  188776    
OTEC-110125  1881080    
OTEC-120125  1882082    
OTEC-130125  1883083   
OTEC-150125  1885083  
OTEC-180125  1888079 
OTEC-21075  125  18810080
OTEC-22075  125  18820083 
OTEC-23075  125  18830084  
OTEC-25075  100  12550086   
備考PETフィルム抵抗:表面抵抗
透過率:全光線透過率
EL:ELフラットランプ
TP:タッチパネル
EMI:透明電磁波シールド
FH:透明フィルムヒーター
LCD:フィレキシブルLCD

  出典:「透明電導性フイルム(OTEC)」、「株式会社トービ・ホームページ」「online」http://www.tobinet.co.jp/otec.htm、検索日:(2004年2月5日)  表3  OTECのグレード一覧表

  表2の説明:OTEC各グレードについてフィルム厚、表面抵抗、透過率を示した。

【出典/参考資料】
  「透明電導性フイルム(OTEC)」、「株式会社トービ・ホームページ」「online」http://www.tobinet.co.jp/otec.htm、検索日:(2004年2月5日)
  「コーティングのすべて」、(1999年)、守田幸信著、加工技術研究会発行
  「フィルムの分析評価技術」、(2003年)、守田幸信著、(株)情報機構発行

ページの先頭へ

HOME > 資料室(その他参考情報) > 標準技術集 > 色素増感型太陽電池 > 導電膜