【技術分類】
 DC 素子の形成装置

【技術の名称】
 低圧OVPDによる有機膜の成長

【技術内容】
 Low pressure organic vapor phase deposition(LP-OVPD)は、熱い反応炉の中に複数の注入バレルを通して、不活性ガス中でアモルファス有機薄膜の成膜をコントロールする物理的メカニズムである。コントロールされた薄膜は、10Å/Sの成長速度を越える。温度と各々のソースからの蒸発レートは独立に規制され、薄膜の厚さの均一性成長レートがコントロールされる。成長レートは、基板の蒸着レート、またはソースの供給レートにより制限される。より高い有機材料の集中蒸着は、成長速度レートを高くするが、冷たい基板への過飽和を導くという。過飽和は、ガス相中に同種のかたまりの核を作り、結果として粗いフイルムができてしまう。このことは、基板近くの鋭い温度傾斜と、早いガス相の流れで和らげることが可能である。高効率で低コストのディスプレイ用および他の有機EL素子が成膜できる。

 関連技術分類:
  DA11A 素子形成 真空蒸着法

 開発技術の効果分類:
  b 生産技術的改善

【図】
 
 出典:「Journal of Applied Physics」 Vol. 89 No. 2 発行年:2001 図面:FIG.1

【応用分野】
 有機ELディスプレイ分野

【出典/参考情報】
 「Journal of Applied Physics」 Vol. 89 No. 2 1470頁〜1476頁 発行年:2001 American Institute of Physics発行
 Title:Material transport regimes and mechanisms for growth of molecular organic thin films using low-pressure organic vapor phase deposition
 著者:Max Shtein; Herman F.Gossenberge; Jay B.Benziger; Stephen R. Forrest