1.4 画像認識技術の要素技術

1.4.1 画像認識システムの基本形態

 図1-4-1は画像認識システムの基本形態である。

 

図1-4-1 画像認識システム

 画像認識技術は図1-4-1のようないくつかの要素技術の集まりである。まず、実写情景、写真、絵や図などから、入力系を通して画像信号が得られ、コンピュータで画像処理が可能なように、デジタル化される。次に、歪みやノイズを除き、拡大、縮小、回転など補正処理を施した後、特徴抽出を行って、特徴パラメータあるいは特徴ベクトルを求める。こうして得られた特徴量の中から標準パターンに合致した特徴量、あるいは近い特徴量を識別によって決定し、それが属すカテゴリーに対応づけ操作である。

 ここではそれぞれの要素技術を明らかにしながら、画像認識の技術手法について述べる。