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3.4.5 多機能化
(1) ディスプレイ
〇データバッジカード
(概要)カード本体に価値データを含むデータを記憶する記憶回路と、記憶内容を表示し得る表示器と、外部装置に接続されていないとき、記憶回路内のデータを呼び出して表示器に表示させるキー入力手段とを設けた。このカードを装置本体に接続しなくても、必要なときに任意にデータの記憶内容をみることができる。また外部端子を装置本体に接続し、カードとしての利用および記憶内容の書き替えが可能である。
<立石電機(株)、公告日S62年2月25日、出願日S53年12月4日>
(2) キーボード
〇データ処理方式
(概要)機密データを含むデータを伝送する端末装置を有するデータ処理機構にて、電子集積回路装置を備え、機密データのあらかじめ定められた項目を保護するメモリと機構に対するアクセスを許容あるいは禁止する回路を含んでいるカードと、機密コード作成するためのキーボードを備えたペンを備えた。ペンのボタンにより機密コードを設定し、ペンをカードに密着させることによりデータを伝送するようにした。
<ブルSA(フランス)、公告日S61年9月29日、出願日S52年4月27日>(優先権主張日)
(3) 多目的使用
〇カード
(概要)カードの表面に、表示部、キーボード部を配置し、このボード部に通帳機能用キー、電卓機能用キーを設け、内部にはメモリおよび各キーに接続されたマイクロコンピュータを設ける。キー操作に応答してメモリに格納されている金銭額情報および取り引き情報を呼び出し表示するとともに、キー数値により演算処理をし表示する。これにより通帳機能と電卓機能を兼ねたカード式通帳を実現した。
<富士通(株)、公告日H2年2月15日 出願日S54年7月13日>
(4) 電池
〇ICカード
(概要)ICチップに電源入力および信号の入出力を兼ねる2個の端子を、対向する2つの面に位置するように設けるとともに、カード状基体の裏表両面にICチップの2個の端子と接続された電極を配設した。ICチップの端子をカード状基体の電極に直接接続できるため、ICカードの薄型化、実装の容易化、外部装置との電気的接続の確実化をはかれる。
<(株)東芝 公告日H2年7月25日 出願日S58年6月9日>
〇電池内蔵型ICカード
(概要)ICカード内に内蔵されるバックアップ用電池と、RAMとの間にスイッチ素子を設け、実際の使用時までバックアップ回路を上記スイッチ素子によりオフ状態に保持するようにした。ICカードが工場出荷の段階からユーザに渡るまでの間におけるバックアップ用電池の無駄な電力消費を防止して、ICカードの使用時間の延長をはかった。
<カシオ計算機(株)、公告日H4年3月26日 出願日H1年3月24日>
〇非接触型ICメモリカードシステム
(概要)本体装置と非接触ICカードを静電的に結合するコンデンサを備える。本体装置は、コンデンサに交流電力を供給する電力供給源とコンデンサと共振回路を形成するコイルを備え、カードはコンデンサに供給される交流を整流する整流回路を備える。電力供給周波数に対して共振コイルとコンデンサは共振回路を構成するのでコンデンサの静電容量が小さくても本体装置からカードに電力が供給出来る。
<ピーエフユー(株)、登録日H9年6月6日 出願日H4年11月13日>