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1.4.10 藻類
藻類の品種改良技術の特許出願件数推移を図1.4.10-1に示す。毎年1〜2件ではあるが、1977年からほぼ継続して出願が行われている。

藻類の品種改良技術の特許主要出願人を表1.4.10-1に示す。
全部で16の出願人より出願があるが、法人よりも個人および公共機関によるものが多い。図1.4.10-2に示すように海外出願人の占める割合は13%である。
表1.4.10-1 藻類の特許主要出願人
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図 1.4.10-2 海外出願人の占める割合
(1971.7-98.6月迄に公開の特許出願) |
藻類の技術/改良特性マトリックスを表1.4.10-2に示す。
総出願件数が少なく分散しているが、どちらかといえば細胞組織培養技術と収量向上との組合わせおよび細胞融合技術とストレス耐性との組合わせが多い。
| 収量向上 | 品質向上 | ストレス 耐性 |
操作性向上 | その他 | 共通 | 合計件数 | |
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選抜技術 |
2 | 11 | 1 | 13 | 4 | ||
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細胞組織培養技術 |
3,4 | 14 | 9 | 4 | |||
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細胞融合技術 |
6,7,8 | 5,9 | 5 | ||||
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交配技術 |
13 | 12 | 2 | ||||
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変異技術 |
10 | 1 | 2 | ||||
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倍数体形成技術 |
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遺伝子操作技術 |
15 | 1 | |||||
| 合計件数 | 4 | 2 | 5 | 2 | 1 | 4 | 18 |
(1971.7-98.6月迄に公開の特許出願)
(番号は表1.4.8-3の番号を表す)
図1.4.10-3に藻類の品種改良の課題を示す。育種技術としては細胞融合技術を利用したものが多く、改良特性では収量向上、ストレス耐性を改良したものが多い。

藻類の育種技術別特許出願件数推移を図1.4.10-4に、改良特性別特許出願件数推移を図1.4.10-5に示す。
育種技術でみると1981〜85年に細胞融合技術での出願が多く、改良特性でみると1981〜85年にストレス耐性での出願が多くなっている。


藻類の品種改良に関する出願特許を表1.4.10-3に示す。総件数は15件である。
| 番号 | 公報番号 | 登録 | 発明の名称 | 出願人 | 生物種 | 改良特性 |
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1 |
特開昭53-103897 | アサクサノリ新品種に属する植物の製法 | 協和醗酵工業 | アサクサノリ | 耐病性 | |
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2 |
特開昭54- 91496 | カワタケ新品種に属する植物 | 佐藤 久夫 | カワタケ | ||
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3 |
特開昭55-144830 | 姉川クラゲ新品種に属する植物 | 中島 睦玄 | アネカワクラゲ | 収量 | |
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4 |
特開昭56-151436 | カモガワノリ新品種に属する植物 | 中島 睦玄 | カモガワノリ | 増殖 | |
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5 |
特開昭61- 1386 特公平02-29313 |
○ |
海苔の細胞融合による形質転換方法 | 小浅商事 | アマノリ属 | 形質を保持 |
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6 |
特開昭61-212279 特公平03-1953 |
○ |
あかぐされ病耐性の強い新しい品種の養殖海苔の作成方法 | 白羽 昭 | ノリ | 耐病性 |
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7 |
特開昭61-212280 特公平03-1954 |
○ |
貧栄養耐性の強い品種の養殖海苔の作成方法 | 白羽 昭 | ノリ | 耐貧栄養性 |
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8 |
特開昭61-212281 特公平03-1955 |
○ |
温度耐性の強い新しい品種の養殖海苔の作成方法 | 白羽 昭 | ノリ | 耐温度性 |
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9 |
特開平01- 74980 特許2597595 |
○ |
海藻のプロトプラスト調製法 | 日本エヌ ユ− エス | ノリ | 共通 |
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10 |
特開平03-244329 | 寒天製造のための新規藻株 | ハ−バ− ブランチ オ−シヤノグラフイツク(米国) | テングサ | ゲル長 | |
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11 |
特開平07- 67621 | 新規微細藻類 | 海洋バイオテクノロジ−研究所 | 微細藻類 | 工業原料として有用 | |
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12 |
特表平08-512196 | 藻類の二つの種の間に体細胞交配を生じさせる方法 | ノ−スイ−スタン UNIV(米国) | 藻類 | ||
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13 |
特開平09- 98772 | 雪藻の培養方法とその利用法 | 富山県 | 雪藻 | ||
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14 |
特開平09-285233 | ユ−カリ・グロブラスの組織培養によるクロ−ン苗の生産方法 | 三菱製紙 | ユーカリ | クローン培養が可能となる | |
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15 |
特開平10- 23891 | 水中光合成生物の増殖能を向上させるプラスミド及びその利用 | 地球環境産業技術研究機構、住友化学工業 | らん藻、緑藻 | 増殖能向上 |
(1971.7-98.6月迄に公開の特許出願)