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3.1.5 「耐震・免震・制振構造、装置」関連情報のアクセスツール
ここでは、耐震・免震・制振構造、装置について特許調査を行う場合のアクセスツールとなるキーワード、IPC、FI(File Index)、Fタームを紹介する。
耐震・免震・制振構造、装置の基本技術に関する構成について、それぞれのIPC(第6版)、FI(File Index)の概要を図3.1.5-1で紹介する。応用技術を含めた詳細については、表3.1.5-1で紹介しているので参照されたい。
図3.1.5-1 耐震・免震・制振構造、装置の基本技術の構成に関するIPCとFI

特定の技術について特許調査を行う場合に用いるIPC、FI、Fタームを表3.1.5-1に示す。
○ 国際特許分類(IPC:International Patent Classification)
IPCは発明の技術内容を示す国際的に統一された特許分類である。
○ FI(File Index)
FIは特許庁内の審査官のサーチファイルの編成に用いている分類で、IPCをさらに細かく展開したものである。FIはIPCの記号と1桁のアルファベット、またはIPCの記号と3桁の数字および1桁のアルファベットで表されている。

○ Fターム
Fタームは特許庁審査官の審査資料検索のために開発されたもので、約2,200の技術分野について、Fターム記号を付与したものである。FタームはFIの展開では文献の絞り込みが不十分なものについて、技術内容や応用分野について多観的かつ横断的に細分化したものである。

表3.1.5-1 耐震・免震・制振構造、装置アクセスツール(1/3)
(*):ここで示す基本技術、応用技術の各内容は、地震対策関連の特許母集団にこれらの分類を掛けて抽出する。
| 内容 | IPC | FI | Fターム |
| 基本技術(*) 1.耐震技術 a.地震対応建築 ・地震または地盤沈下に耐える ・・構造物を特殊構造にする ・・ブレースにより補強 ・・耐震壁により補強 …配置に特徴 …構造に特徴 ・…内部に脆弱部分を設置 …取付けに特徴 ・…可変剛性耐震壁等 …柱との境界部にスリット設置 …その他のもの b.建築構造 ・…剛性付与 ・…被覆保護 ・・…壁面等の被覆保護 ・・…柱等の被覆保護 ・…破損防止 ・…その他のもの c.耐震壁、枠組み等 ・耐震壁PC版の取付け構造 …壁の枠組み等で耐震関係 ・・現場打込み壁で耐震関係 ・…永久形枠で耐震関係 ・…耐震関係壁構造 地震対策基礎 2.免震技術 a.免震構造 ・移動を許容する支承等 ・・ゴムによるもの …積層体によるもの ・…層を貫通する部位がある ・…ダンパ併用 ・・滑りによるもの …層構成に特徴あり …ベアリングプレート ・…滑り面に特徴 ・・転がりによるもの …円筒形ローラ ・・ばねによるもの 粘性流体によるもの 吊下げによるもの その他のもの |
E04H9/02 E04H9/02,301 E04H9/02,311 E04H9/02,321 E04B1/98 E04B1/04 E04B2/56 E04B2/86 E02D27/34 E04B1/36 |
E04H9/02 E04H9/02,301 E04H9/02,311 E04H9/02,321 E04H9/02,321A E04H9/02,321B E04H9/02,321C E04H9/02,321E E04H9/02,321F E04H9/02,321H E04H9/02,321Z E04B1/98U E04B1/98V E04B1/98W E04B1/98X E04B1/98Y E04B1/98Z E04B1/04M E04B2/56,643A E04B2/84H E04B2/86,601U E04B2/86,611S E02D27/34 E04B1/36 E04B1/36A E04B1/36B E04B1/36C E04B1/36D E04B1/36F E04B1/36G E04B1/36H E04B1/36J E04B1/36L E04H1/36M E04B1/36N E04B1/36P E04B1/36Q E04B1/36Z |
3J048E38,39 3J048BA?,BB? 3J048AC? 3J048AA07 3J048BE01 3J048BA21 |
表3.1.5-1 耐震・免震・制振構造、装置アクセスツール(2/3)
| 内容 | IPC | FI | Fターム |
| b.地震対応建築 ・・地盤との間に免震支承を設置 …積層ゴムによる支承 ・…ダンパつきのもの …転がり支承によるもの …滑り支承によるもの …その他のもの ・・支承体との間に振動減衰手段 c.建築構造 ・…振動絶縁 ・・…部材接合部での絶縁 ・・…隙間充填 ・・…離隔部材の接合部 ・…面絶縁 d.振動減衰機構 ・・…転がり又は滑り支承 …弾性体による防振 ・・…防振ゴム ・・…ゴムを被覆又は充填 3.制振技術 (アクテイブ制振) ・…重錘の制御に特徴 ・・振動制御による防振 …制御手段を持つ 最適制御 (パッシブ制振) ・・構造物に付加重錘を設置 …重錘が固体であるもの ・…重錘を滑り又は転がり支承 ・…重錘を積層体で支承 ・…重錘の配置に特徴 …液体スロッシング利用 ・…液体の配置に特徴 …その他のもの 往復運動の減衰機構 ・流体手段を持つ 振動伝達減少 エネルギー吸収 振動消去 4.補強技術 建築物の修繕 基礎の修復 道路の修復 |
E04H9/02,331 E04H9/02,351 E04B1/98 F16F15/04 F16F15/08 E04H9/02,341 F16F15/02 F16F15/027 G05B13/00 E04H9/02,341 F16F15/02 F16F15/023 E04G23/00 E02D37/00 E01C23/00 |
E04H9/02,331 E04H9/02,331A E04H9/02,331B E04H9/02,331D E04H9/02,331E E04H9/02,331Z E04H9/02,351 E04B1/98N E04B1/98P E04B1/98Q E04B1/98R E04B1/98S F16F15/04E F16F15/04J F16F15/08B F16F15/08P E04H9/02,341D F16F15/02A F16F15/027 G05B13/00 E04H9/02,341 E04H9/02,341A E04H9/02,341B E04H9/02,341C E04H9/02,341E E04H9/02,341F E04H9/02,341G E04H9/02,341Z F16F15/02C:P F16F15/023 E04G23/00 E02D37/00 E01C23/00A |
3J048AA07 3J048AC? 3J048A07,AC? 3J048BB00 3J048BF? 3J048BF? 3J048? 3J048AA? 3J048AC? 3J048AD? |
表3.1.5-1 耐震・免震・制振構造、装置アクセスツール(3/3)
| 内容 | IPC | FI | Fターム |
| 応用技術(*) 1.建築構造体 住居又はオフィスビル 自動車、車両等の格納 工場建屋等 塔、マスト、ポール、煙突等 体育館、野球場等 エレベーター、エスカレーター 建物内、ダクト、配管等 空調設備等 壁等 壁の枠組み等 特殊目的の窓等 シャッター等 2.土木構造体 河川、海岸の堤防等 ダム等 道路、飛行場等 橋または陸橋 トンネル、坑道等 山留め、築堤等 3.ライフライン 上下水道 配管等 管・管継手等 発電所,変電所等 4.大型プラント 原子炉 原子力プラント 放射能汚染物質の処理 発電所の建設 発電機等の制御 化学プラント、装置 プラント等の基礎 プラント建築物 大型容器 大型容器の構造の細部 容積変化ガスタンク 圧縮、液化ガス用容器 5.機械設備 機械の基礎 計算機関連 クレーン等 |
E04H1/00 E04H6/00 E04H5/00 E04H12/00 E04H3/10 B66B? E04F17/00 F24F? E04B1/02 E04B2/56 E06B5/00 E06B9/17 E02B3/00 E02B7/00 E01C? E01D? E21D? E02D17/00 E03B? E04D? F16F? H02B? G21C G21D G21F E02B9/00 H02P? C10J? E02D27/32 E04H5/02 B65D88/00 B65D90/00 F17B? F17C? E02D27/44 G06F? B66C15/00 |
E04H1/00 E04H6/00 E04H5/00 E04H12/00 E04H3/10 B66B? E04F17/00 F24F? E04B1/02 E04B2/56 E06B5/00 E06B9/17 E02B3/00 E02B7/00 E01C? E01D? E21D? E02D17/00 E03B? F04D? F16L? H02B? G21C? G21D? G21F? E02B9/00B H02P? C10J? E02D27/32A E04H5/02C B65D88/00 B65D90/00 F17B? F17C? E02D27/44 G06F? B66C15/00 |
