(5) 遺伝子治療

 図1.4.3-12にみられる通り遺伝子治療関係特許の出願は1981年から始まる。出願は1990年代に入り増加が顕著となり、登録件数は96年以降急増している。この期間の全登録件数は420件弱である。遺伝子工学という新しい分野の中でも、さらに新しい領域であり、近年特に注目されていることがうかがわれる。

図1.4.3-12 遺伝子治療関係特許の登録件数推移(米国)

CLAIMS(DIALOG)による

 このことは表1.4.3-6ならびに図1.4.3-13にも示されている。出願人の国籍は全て米国であること、出願人は大学、病院、研究機関など、基礎研究を担当する部門、およびベンチャー系の企業のみであるなど、新規技術の典型的な誕生期の姿といえる。

表1.4.3-6 遺伝子治療関係主要出願人(米国)

図1.4.3-13 遺伝子治療関係主要出願人の法人分類別構成(米国)

UCLAIMS(DIALOG)による
1971年〜98年