(6) 肝炎の診断技術

 肝炎の診断技術に関しては、1983年にバイオジェン社(米国)によって、遺伝子組換え技術による初めての診断薬としてB型肝炎ウイルスコア抗原が発売されて以来、B型肝炎を中心に技術開発が進み、他の肝炎の診断にも応用されるようになってきた。図1.4.1-11に示すように、肝炎の種類別出願件数は、B型及びC型肝の診断に関する出願が約4割、A型肝炎に関する出願が約2割である。図1.4.1-12に示す特許出願件数の推移では、B型肝炎に関する診断技術開発が先行し、これに追随する形で他の肝炎でも90年前後に出願件数が急増している。

図1.4.1-11 肝炎診断技術の内訳

 (1977年〜99年7月までに公開の出願)

図1.4.1-12 肝炎の診断に関する免疫工学技術出願件数推移