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2.3 代表的特許の技術発展図
A型肝炎対応技術の技術発展図の全体構成を図2.3.1-1に示す。

図2.3.1-2にA型肝炎抗原生産・精製技術発展図を示す。A型肝炎は、メルク社(米国)が1975年に患者の糞便から抗原を抽出する方法を開発したことにより、その後の診断薬およびワクチン開発が可能となった(特公昭62-42890、特公平5-41609)。その後、同じメルク社(米国)などにより培養細胞で抗原を生産する技術が開発され(特公平1-57954)、医薬品開発および治療に必要な量の抗原を確保することが可能になった。さらに、90年代に入り、クロマトグラフィーによる抗原精製技術が開発されてきている(特公平6-48980)。
これらの抗原生産技術をもとにしてA型肝炎ワクチンが開発されてきた流れを図2.3.1-3に示す。90年代に入って組換え体によるワクチン製造技術が開発され始めてきている(特表平8-504094)。
一方、ワクチンを安定に保存し、かつ使用時にすぐに溶解する技術として凍結乾燥ワクチンが開発されている(特公平7-61955)。また、他のワクチンと併用する混合ワクチンも開発されており、A型肝炎ワクチンの実用化研究が行われていることが分かる(特公平7-51513)。
図2.3.1-4にA型肝炎診断技術発展図を示す。A型肝炎ウイルスは血中には存在しないため、診断は抗体の検出によるものであり、1981年にアボット社(米国)によって抗体測定方法が開発され(特公平3-68346)、その後測定方法の改良が行われてきている。
図2.3.1-2 A型肝炎抗原生産・精製技術発展図(1/2)

図2.3.1-2 A型肝炎抗原生産・精製技術発展図(2/2)

(1) A型肝炎

(1) A型肝炎

