(3) C型肝炎

 C型肝炎の技術発展図の全体構成を図2.3.1-10に示す。

図2.3.1-10 C型肝炎技術発展図の全体構成

 C型肝炎の抗原生産技術の技術発展図を図2.3.1-11に示す。1989年のカイロン社(米国)によるDNA断片の取得に始まり(特許2809987)、90年前後に相次いで遺伝子工学を利用したワクチン生産技術が開発された(特許2696116、特開平6-56893)。また92年にペプチド合成による抗原生産技術が開発されている(特許2666903)。93年にはインノジェネティクス社(ベルギー)により、従来のワクチンよりも効果が期待できるワクチンをデザインする方法も開発されている(特表平7-508423)。さらに、94年には、アポロン社(米国)によりC型肝炎のDNAワクチンが開発され(特表平11-501204)、今後の新しいワクチンの先駆けとなっている。

 図2.3.1-12にC型肝炎診断技術の技術発展図を示す。抗原の検出方法が1990年にアボット社(米国)によって開発され(特表平6-502075)、94年には、東燃によりコア抗原の検出方法が開発され(特開平8-29427)、C型肝炎ウイルスを直接検出する方法として注目されている。

(3) C型肝炎

図2.3.1-11 C型肝炎抗原生産技術発展図


(3) C型肝炎

図2.3.1-12 C型肝炎診断技術発展図