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1.5.7 ヨーロッパ、オセアニア、カナダにおける合成法関係コンビナトリアルケミストリーの開発状況
コンビナトリアルケミストリーの中心技術である合成法関係について、ヨーロッパ、オセアニア、カナダにおける出願は209件である(1)。各要素技術の出願構成を図1.5.7-1に示すが、米国における構成とほぼ同様の結果となっている。これは、米国で登録されている特許の大部分が、特許協力条約に基づく国際出願、他の先進国(ヨーロッパ、オセアニア、カナダ)などへの出願がなされており、米国における状況がそのまま反映されているためと考えられる。
(1) DWPI(DIALOG) 、Europe's Network of patent databases(esp@cenet)で原出願に対応した同一内容の公報と表示されているものは1件と数えている。ただし、DWPIとesp@cenetのデータが異なる場合は、esp@cenetのデータを優先した。
図1.5.7-1 合成法関係コンビナトリアルケミストリーの出願構成
(ヨーロッパ、オセアニア、カナダ)

合成法関連要素技術の出願件数推移を図1.5.7-2に示す。出願年または優先権主張年を基準としているため、米国における状況と直接比較はできないが、ほぼ同様の傾向であることが分かる。
図1.5.7-2 合成法関連コンビナトリアルケミストリー要素技術の
出願件数推移(ヨーロッパ、オセアニア、カナダ)

出願人の国籍別出願件数を図1.5.7-3に示す。米国における構成と比較すると、ヨーロッパ、特にイギリスからの出願が多くなっているものの、米国からの出願が圧倒的に多いことに変わりはない。
図1.5.7-3 合成法関係コンビナトリアルケミストリーの
国籍別出願件数構成(ヨーロッパ、オセアニア、カナダ)

合成法関係コンビナトリアルケミストリーの出願は209件であるが、対応する特許公報は473件である。その国別構成を図1.5.7-4に示す。DNAチップの場合と比較すると(図1.4.2-10)、カナダ、ヨーロッパの割合が増加しているものの、全体の傾向はほぼ同様である。
「ゲノム工学」、「コンビナトリアルケミストリー」の分野では、オーストラリアへの出願が非常に多いということが分かる。
図1.5.7-4 合成法関係コンビナトリアルケミストリーの公報件数
国別比較(ヨーロッパ、オセアニア、カナダ)

表1.5.7-1には、4件以上の出願があった主要な合成法関係の主要な出願人を示す。ヨーロッパからの出願が増えているものの、やはり米国企業が多数を占めていることが分かる。
表1.5.7-1 合成法関係コンビナトリアルケミストリーの主要出願人
(ヨーロッパ、オセアニア、カナダ)
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出願人 |
出願件数 |
法人分類 |
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Affymax Technologies(NL,GB,US) |
12 |
ベンチャー系 |
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Eli Lilly (US) |
11 |
ベンチャー系 |
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Pharmacopeia (US) |
10 |
ベンチャー系 |
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ISIS Pharmaceuticals (US) |
9 |
ベンチャー系 |
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The Scripps Research Institute (US) |
7 |
ベンチャー系 |
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Trega Biosciences (US) |
7 |
ベンチャー系 |
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University of Minnesota (US) |
6 |
大学・研究機関 |
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ArQule (US) |
5 |
ベンチャー系 |
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Zeneca (GB) |
5 |
ベンチャー系 |
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SmithKline Beecham (US) |
4 |
製薬会社 |
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Hoechst Aktiengesellschaft (DE) |
4 |
化学会社 |
・1985〜99年11月までに公開された出願
