続く

 

代表的な特許の詳細情報

< ガスシールド溶接用フラックス入りワイヤ >(要素ごとに出願日順)

○特公昭61-25475
○ステンレス鋼溶接用フラックス入りワイヤ

(概要)ステンレス鋼の溶接分野にもフラックス入りワイヤの使用が普及しつつあるが、耐気孔性の改善に有効なフラックス中の弗化物はステンレス鋼の場合有害度の高いヒュームを発生する。本発明では、金属弗化物がごく少ない範囲でも一定量以上のSiO2をフラックス中に含有させることによって有毒性の低下、溶接継手の健全性を確保できることを見出し、安心して使えるステンレス鋼用フラックス入りワイヤを確立した。

<(株)神戸製鋼所、公告日 S61 年6月16日、出願日 S56 年10月21日>


 

◯特公昭62-47118
○アーク溶接用フラックス入りワイヤ

(概要)アーク溶接用フラックス入りワイヤの最大の難点はヒューム発生量が多いことであり、労働衛生上問題となることが多い。本発明では、ワイヤ外皮鋼中のC量、酸素量を一定量範囲に調整することによってヒューム発生量が大幅に減少することを知見し、本組成を満足するフラックス入りワイヤを実用化して上記問題点を回避することに成功した。

<(株)神戸製鋼所、公告日 S62 年10月6日、出願日 S57 年5月12日>


 

◯特公昭59-15756
◯ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ

(概要)炭酸ガスシールドアーク溶接は、高能率、低コストの故に急激に普及してきたが、劣悪なビード外観、スパッタの量が多いなどの大きな欠点があった。本発明は作業性のよいチタニア系フラックス入りワイヤに着目し、そのフラックス組成およびワイヤ中の全水素量を特定することによってその欠点とされていた耐溶接割れ性を大幅に改善して適用範囲を大きく拡大することに成功した。

<(株)神戸製鋼所、公告日 S59 年4月11日、出願日 S54 年9月4日>


 

◯特公昭59-1517
◯硬化肉盛用CO2 シールドフラックス入りワイヤ

(概要)硬化肉盛補修の自動、半自動溶接にはソリッドワイヤによるMIG溶接が主にもちいられて来た。この場合、生成されるスラグは飛石状でその剥離性が非常に悪い。本発明は、ソリッドワイヤと同等の能率が得られ、フラックス組成の改良によって、スラグ剥離性がよく、平滑なビードが得られるCO2 シールドフラックス入りワイヤを提供し、作業の高能率化と品質の向上を実現するものである。

<新日本製鉄(株)、公告日 S59 年1月12日、出願日 S55 年3月1日>


 

◯特公昭59-1512
◯溶接用フラックス入りワイヤ

(概要)フラックス入りワイヤは、表面粗さ、巻ぐせ、抗張力の大小の故に送給速度が一様でなく、ワイヤの指向方向が変動するために安定した溶接ができないことがある。本発明は、ワイヤの抗張力を一定にし、その捩れ角を一定範囲におさえることによって送給速度の安定化を測り、均一な溶接を可能にした。

<(株)神戸製鋼所、公告日 S59 年1月12日、出願日 S55 年6月5日>


 

○特公昭60-57956
○ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ

(概要)最近ソリッドワイヤで自動半自動溶接が行われるようになったが、とくに立向上進姿勢や上向姿勢ではスパッタが多く、ビード外観形状が悪くなり、低電流短絡移行領域でしか溶接が行なえないこともあって非能率である。本発明では、作業性のよいチタニア系フラックス入りワイヤにおいて、フラックスの組成を工夫してスラグの剥離性を向上させ、全姿勢での高能率な炭酸ガスシールドアーク溶接を実現した。

<(株)神戸製鋼所、公告日 S60 年 12月17日、出願日 S56 年4月14日>


 


続く