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はじめに
新たな技術が創造され、新たな産業が興り、そして新たな市場が誕生する。このようなダイナミックなサイクルが、21世紀に向けた経済活力の発展に特に重要な役割を果たすものと期待されます。
このためには、「
新たな技術の創造、
権利化、そしてこの権利を、
資産として活用する」という3つの要素をスパイラル状に進展させる、という戦略が求められましょう。
権利化は特許庁が責任をもって行うものですが、新たな技術の創造や権利化された資産の運用は、出願をされる皆様が行うことです。
そして、新たな技術の創造や権利化された資産の運用に特許情報は大きな役割を演じます。すなわち、技術開発や研究開発を進めていく上で、また、権利化された資産を有効活用する上で、最先端の技術開発成果が集約された特許情報は重要なナビゲーターとなるはずです。
しかしながら、活用すべき特許情報の数たるや大海にたとえられるほど莫大なものです。この中から必要とされる情報を抽出し、さらに分析を行い有効に活用するには、時間的、労力的、財政的に多大な負担を伴います。
こうした認識の下、通商産業省特許庁は、産業界での特許情報活用の一助となるべく、特許情報分析のエキスパートによる技術分野別の特許マップを作成しました。このマップは、特定技術テーマを題材として、特許情報を通じた技術開発動向、権利化された特許、ライセンス提供の用意のある特許等をマップ
(図面)化するとともに、検索手法も含めた特許情報の加工・活用手法をわかりやすく解説したものです。多くの皆様方のお役に立てることを期待します。
特許庁長官