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1.2.2 木工のこ盤
(1) 木工のこ盤の技術開発動向
木工のこ盤には、木工丸のこ盤、可搬式動力丸のこ、木工糸のこ・ジグソー盤、木工帯のこ盤などに関する技術がある。
図1.2.2-1は、これらに関する出願件数の推移を表したものである。
この図に示されるように、技術開発の中心は木工丸のこ盤である。以下、木工丸のこ盤について細かくみてみる。
図1.2.2-1 木工のこ盤の出願件数推移

(2) 木工丸のこ盤の技術開発動向
図1.2.2-2は、木工丸のこ盤に関する出願の内容を比率でみたものである。
この図に示されるように、木工丸のこ盤の装置に関するものが85%を占め、その中ではのこ台に関するものが最も多くを占めている。
図1.2.2-2 木工丸のこ盤に関する出願件数比率
(1971〜98年7月に公開された出願)

a のこ台に関する技術
図1.2.2-3は、木工丸のこ盤ののこ台に関する技術内容をみたものである。
この図に示されるように、移動丸のこ付きのこ台のうち、のこ刃が調整式になっているものに関する出願件数の割合が増加している。このことは、木工丸のこ盤の技術開発が、切断角度、切断寸法を可変自在に設定する技術に向かっており、木製品の多品種生産の容易さが求められていることを示している。
図1.2.2-3 木工丸のこ盤ののこ台に関する出願件数推移

b 用途に関する技術
図1.2.2-4は、木工丸のこ盤の用途に関する技術について、技術内容を出願件数の推移でみたものである。
この図によれば、近年、「板の縦横切断」に関する出願が大きく伸びている。これは、板材の縦方向と横縦方向の寸法決め切断を一連の加工で行う技術で、板状物の切断能率向上に寄与する技術である。
図1.2.2-4 木工丸のこ盤の用途に関する出願件数推移

(3) 木工丸のこ盤の開発主体
図1.2.2-5は、木工丸のこ盤に関する出願の筆頭出願人を、出願件数順に列挙したものである。
第1位から第3位を電動工具メーカの日立工機原町、日立工機、リョービが占めており、第4位には木工機械メーカのシンクスがきている。
図1.2.2-5 木工丸のこ盤の主要出願人
(1971〜98年7月に公開された出願)

