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| 特許から見た遺伝子組換え作物について(改訂版)
〜 遺伝子組換えイネを巡る状況 〜 |
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平成13年1月 技術調査課 |
| 1.はじめに
(1)遺伝子組換え作物のメリット
(2)遺伝子組換え作物の課題
(3)本調査の目的
2.遺伝子組換え作物分野における米国の優位性 (1)米国の政策 (参考資料1)
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| (2)米国市場の急速な拡大
規制緩和等の結果、遺伝子組換え作物の試験栽培が90年代前半から盛んになり、1996年頃から実際の生産が急速に拡大しはじめた。1998年には作付け面積でダイズの約50%、トウモロコシの約30%が遺伝子組換え作物になったと言われている。 ダイズ、トウモロコシ等の遺伝子組換え種子の市場は、特許権を有する欧米企業の寡占状態となっているが(参考資料2−1)、これは、90年代後半に米国の大企業がM&Aを積極的に活用し、ベンチャー企業等が所有する遺伝子組換え技術とその特許及び販売チャンネルを取り込むことにより急激にビジネスを拡大したためである。(参考資料2−2、2−3)
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| (3)米国特許の動向 (参考資料1、3)
遺伝子組み換え作物に関する基本特許は1980年代に出願されている。代表的な技術としては、作物の細胞に外部から望ましい遺伝子を導入する遺伝子導入技術、遺伝子の持つ性質が作物に現れる度合いを調節する遺伝子発現調整技術、作物に病害虫や農薬に強い性質を与える表現型改変技術などがあるが、これらの技術に関する特許のほとんどは欧米の企業、大学が所有している。
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| 3.遺伝子組換えイネについての状況
(1)コメおよびイネの重要性 (参考資料4)
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| (2)我が国の政策 (参考資料5)
我が国においては、イネゲノムおよび遺伝子組換えイネに関する研究・開発の重要性に鑑み、1991年にイネゲノム計画が開始された。1997年には第2期イネゲノム計画が開始され、1999年にはバイオテクノロジー産業基本戦略が策定された。さらに、現在ミレニアムプロジェクトにおいてイネゲノム解析が推進されており、イネゲノムおよび遺伝子組換えイネの研究・開発に積極的に取り組んでいるところである。
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(3)代表的技術
(4)日本特許出願の動向 (参考資料5、6、7)
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外国出願人の出願は、イネに限定したものは極めて少なく、イネ科植物を含む植物全体を対象とするものが多い。遺伝子組換えに不可欠な「遺伝子導入技術」、「発現調整技術」に関する特許出願が多いのが特徴である。
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日本出願人の出願は、イネ科植物に限定した技術が多いのが特徴である。 a)イネへの遺伝子導入・発現調整技術 従来単子葉植物には感染しないとされていたアグロバクテリウムを用いた効率的、安定的な単子葉植物の形質転換方法が出願されている。(WO94/00977) b)品質改変技術 コメの味に大きく影響を与える含有デンプンの改良技術に関する出願が多い。 c)耐性・抵抗性改変技術 寒冷地、乾燥地、日照不足等の過酷な環境でも育つような耐性・抵抗性を付与する技術に関する出願が見られる。 |
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(5)米国特許出願の動向
(参考資料10)
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| (6)国内・外国への出願状況
(参考資料11)
米国出願人は、自国のみならず豪州、欧州、日本などへも数多く特許出願を行っている。 日本出願人も積極的に外国出願を行っているが、米国と比較するとその数は少ない。 |
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| (7)試験栽培品種数 (参考資料12)
米国における遺伝子組換えイネの試験栽培品種数は近年急速に増加している。我が国の国内における試験栽培品種数は合計で13品種であり、増加傾向はみられない。なお、遺伝子組換えイネに関しては、商品化され市場に流通しているものはまだない。 |
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| 4.今後の課題と対応
米国は80年代からバイオ技術の研究開発とバイオ産業の育成に積極的に取り組んでいるのに対して、我が国は90年代に入ってからイネゲノム計画を開始し、現在ミレニアムプロジェクトにおいてイネゲノム解析等に取り組んでいるところである。
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| 具体的方策
(1)研究開発の推進と特許権の取得
(2)我が国の農業ビジネスの育成
(3)世界のコメ市場への積極的参入
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[更新日 2001.1.11]
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