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生物多様性条約第9回締約国会議の結果概要

1.日時・場所

平成20年5月19日(月曜日)~30日(金曜日) ドイツ・ボン
(5月28日(水曜日)~30日(金曜日)閣僚級会合)

2.会合の位置づけ

1993年の生物多様性条約(CBD)発効以来、約2年おきに締約国会議(COP)が開催されています。
CBDは、生物多様性の「維持」、「持続可能な利用」、「利用から生ずる利益の公正な配分」の3つを目的としており、締約国会議ではそれらに関連する30以上の広範な議題に関し議論され、決議採択が行われました。
公正な利益配分については、2004年のCOP7(マレーシア開催)で、条約の目的を効果的に履行すべく、遺伝資源へのアクセスとその利用から生ずる利益配分に関するインターナショナル・レジーム(国際枠組み)を作成することが合意され、その交渉の場として「遺伝資源のアクセスと利益配分に関するアドホック作業部会(ABS作業部会)」が設置されました。2006年COP8(ブラジル開催)では、インターナショナル・レジームに関するABS作業部会の作業を2010年COP10(名古屋開催予定)までに終えることが合意されています。なお、ABS作業部会は既に6回開催されています。

(注)生物多様性条約(Convention on Biological Diversity (CBD):生物多様性の保全、生物資源の持続的な利用、生物多様性の利用に基づく利益の公正かつ衡平な配分を目的とする条約。1993年12月に発効。現在、日本を含む191ヶ国が加盟しています。

3.結果概要(出所開示問題に関連する決議(DecisionIX/12)

  • (1)(i)インターナショナル・レジームの目的、範囲、コンプライアンス、衡平な利益配分、アクセス、(ii)インターナショナル・レジームの性質、遺伝資源に関連する伝統的知識、キャパシティビルディング、コンプライアンス、衡平な利益配分、アクセス、(iii)前2回の作業部会の作業のまとめ、をそれぞれ議論する3回のABS作業部会を開催。
  • (2)(i)コンプライアンス、(ii)概念、定義、産業分野別分析、(iii)遺伝資源に関連する伝統的知識、についてそれぞれ議論する3回の専門家会合を設置してABS作業部会に結果を報告。

なお、今次会合では、議論の多くが今後の作業計画に関するものであったことから、従来からいくつかの途上国によって主張されている「知的財産権申請における遺伝資源の出所開示義務の導入」について、今次会合ではほとんど主張されませんでした。

(注)ABS(Access to Genetic Resources and Benefit-sharing)作業部会:遺伝資源アクセスと利益配分(ABS)に関するインターナショナル・レジームのあり方についての検討プロセス(process)、性格(nature)、検討範囲(scope)、考慮すべき要素(elements)などを具体的に検討するために設置された作業部会。

遺伝資源等を利用して開発研究を行う企業、個人におかれましては、今回ご報告するような遺伝資源等を巡る国際動向にも注意を払って頂くとともに、CBDを遵守したうえで、知的財産権の権利化を含めたビジネス活動を心がけてください。

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[更新日 2008年7月28日]

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