• ホーム
  • お知らせ
  • 制度・手続
  • 施策・支援情報
  • 資料・統計
  • 特許庁について
  • お問い合わせ Q&A

ホーム > 施策・支援情報 > 国際会議・海外支援情報 > 国際情勢・国際会議 > 多国間協力・条約(WIPO/WTO・TRIPS/APEC他) > 知的財産と開発に関する先進国サブグループ会合及びSPLTファーストパッケージに関する先進国サブグループ会合結果概要

マイページ

使い方

マイメニューの機能は、JavaScriptが無効なため使用できません。ご利用になるには、JavaScriptを有効にしてください。

ここから本文です。

知的財産と開発に関する先進国サブグループ会合及びSPLTファーストパッケージに関する先進国サブグループ会合結果概要

今年2月3~4日、特許制度の実体面での調和を巡る今後の議論の進め方につき先進国で共通の見解を持つことを目的として、米国主催による「制度調和予備的会合」が開催されましたが、その中で「知的財産と開発に関するサブグループ会合」及び「SPLT(実体特許法条約)ファーストパッケージに関するサブグループ会合」が開催されることが決定されました。
これらのサブグループ会合がそれぞれ3月21~22日、4月19~20日にミュンヘンで開催され、以下の声明が採択されました。

1.知財と開発に関する先進国サブグループ会合

Communiqué from the Working Group of Industrialised
Nations on Intellectual Property and Development

The Working Group of industrialised nations on intellectual property and development set up by the meeting in February 2005 at the United States Patent and Trademark Office in Alexandria met at the European Patent Office in Munich on 21 and 22 March 2005. The meeting was attended by 53 delegates from Austria, Belgium, Canada, the Czech Republic, Denmark, the European Commission, the European Patent Office, Finland, France, Germany, Hungary, Italy, Ireland, Japan, Lithuania, Luxembourg, the Netherlands, New Zealand, Norway, Poland, Portugal, Romania, Spain, Sweden, Switzerland, United Kingdom and the United States of America.

The meeting reaffirmed its support for the World Intellectual Property Organization’s long-standing work in the area of development-related aspects of IP. The meeting recognised that we should do more to ensure that capacity building is targeted to the expressed needs of developing countries and that we should adopt a “demand driven” approach. We should find ways in which development partnerships can be created, shared and monitored to avoid duplication and assess effectiveness. Capacity building covers not only the building of IP expertise and resources, but should include ensuring that IP systems in developing countries function to facilitate growth and development.

The meeting noted the need to go beyond issues of capacity building and deepen our understanding of the relationship between IP and economic, social and cultural development. The meeting also discussed existing proposals, including those from Switzerland, the European Union and the United States on the disclosure of the origin/source of genetic resources and related traditional knowledge in patent applications. There was consensus to discuss this matter further within WIPO

In summary, an active meeting at which all confirmed their commitment to working together with all countries within WIPO to develop the IP system for the benefit of all and with needs of developing countries integral to our work.

仮訳

知的財産と開発に関する先進国作業部会からの声明

2005年2月にアレキサンドリアの米国特許商標庁で行われた会合にて設置された「知的財産及び開発に関する先進国作業部会」が、2005年3月21日及び22日にミュンヘンのヨーロッパ特許庁で開催された。当該会合には、オーストリア、ベルギー、カナダ、チェコ共和国、デンマーク、欧州委員会、欧州特許庁、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、アイルランド、日本、リトアニア、ルクセンブルグ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス及びアメリカから53人の代表が出席した。

本会合においては、知的財産分野での開発面における世界知的所有権機関(WIPO)の積年の業績に対する支持が再確認された。キャパシティービルディングが開発途上国の要求対象となることを確実にするために、我々には、更になすべきことがあり、また我々は、要求主導型のアプローチをとるべきであることが認識された。

我々は、重複の回避及び効率性の評価のため、開発に関する協力が創造され、共有され及び監視されることが可能な方法を見出すべきである。

キャパシティービルディングは知的財産に関する専門的知識や資産の育成だけを含むものではなく、成長や開発促進のため、開発途上国の知的財産制度が機能することも確保するものである。

本会合では、キャパシティービルディング問題を超え、知的財産と経済的、社会的及び文化的発展の関係について私たちの理解を深める必要性にも注目された。

当該会合はまた、特許出願における遺伝資源の原産地又は出所開示及びそれに関連する伝統的知識についてのスイス、欧州連合及び米国からの提案を含め、現在ある提案について議論が行われ、当該事項はWIPOにおいて更に議論を行っていくとの意見で一致した。

本会合は、全ての者の利益につながり且つ我々の任務において欠くことのできない開発途上国からの要請を勘案した知的財産制度の発展のため、WIPO全加盟国で共に取り組んでいくというコミットメントが確認された活発な会合であると総括された。

2.SPLTファーストパッケージに関する先進国サブグループ会合

STATEMENT ADOPTED AT THE END OF THE GROUP I EXPERTS’MEETING CONCERNING SUBSTANTIVE ISSUES OF THE SPLT FIRST PACHAGE

The Working Group of Experts of industrialised nations considering the substantive issues of the first package, set up by the meeting in February 2005 in Washington, met on 19 and 20 April 2005 in Munich.

The meeting was attended by delegations from Australia, Canada, Japan, New Zealand, Norway and the United States of America, as well as Austria, Belgium, the Czech Republic, Denmark, Estonia, Finland, France, Germany, Greece, Hungary, Iceland, Ireland, Italy, Latvia, Lithuania, Luxembourg, the Netherlands, Poland, Portugal, Romania, Slovakia, Slovenia, Spain, Sweden, Switzerland, the United Kingdom, the European Commission and the European Patent Office. The meeting was chaired by Mr Dave Herald, Deputy Commissioner of IPAustralia.

The Working Group conducted discussions in an open and constructive manner on the provisions concerning novelty, inventive step, grace period and prior art drafted in the context of a first-to-file system. In particular, a preliminary consensus within the experts' Working Group was achieved for many provisions of the first package, such as Articles 8(1) and 12(2) as well as Rules 8, 9(1)(b), 9(2), 14, and 15(1) to (3) of the draft SPLT as amended by the Group.

Further work is required inter alia regarding the treatment of conflicting applications and its ramifications and the features of a possible grace period as well as a number of particular issues of detail, where it is hoped that consensus can be achieved.

The delegations reaffirmed their support for the harmonisation process and expressed the view that work on the first package, as well as the issues from the Working Group on IP and development, should resume within WIPO at the earliest appropriate moment.

The results of this meeting will be transmitted to the Plenary meeting which will take place in Munich on 30 and 31 May 2005.

仮訳

SPLTファーストパッケージの実体的論点に関するグループ1専門家会合の終了時に採択された声明

2005年2月にワシントンでの会合で設立された、ファーストパッケージの実体的論点を検討する先進国の専門家作業部会は、2005年4月19日及び20日にミュンヘンで開催された。

この会合には、オーストラリア、カナダ、日本、ニュージーランド、ノルウェー及び米国並びにオーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシア、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、欧州委員会及び欧州特許庁の代表団が出席した。議長は、IPオーストラリアのDave Herald副長官が務めた。

作業部会では、先願主義のコンテクストで起草された新規性、進歩性、グレースピリオド及び先行技術に関する規定について、オープンかつ建設的に議論が行われた。特に、このグループにより修正されたSPLT草案iの第8条(1)及び第12条(2)並びに第8規則、第9規則(1)(b)、第9規則(2)、第14規則及び第15規則(1)から(3)といったファーストパッケージの多くの規定について、専門家ワーキンググループ内で仮合意がなされた。

特に、競合する出願ii及びそれに派生する出願に関する取扱い並びに可能なグレースピリオドの特徴その他細かな特別の論点に関し、将来の作業が要求されており、これらについてコンセンサスが得られることが望まれている。

上記代表団は、制度調和のプロセスについて支持を再確認し、ファーストパッケージの作業については、知財と開発に関する作業部会からの論点と同様、できるだけ早い適当な段階でWIPOでの議論が再開されるべきであるという見解を示した。

この会合の結果は、2005年5月30日から31日にミュンヘンで開催される本会合に送付されることとされた。

iSPLTの各条文案は、http://www.wipo.int/meetings/en/details.jsp?meeting_id=5084 のSCP/10/2(条約)SCP/10/3(規則)を参照。

ii(訳注) 原文ではconflicting applications。我が国特許法第29条の2の関係にある出願。Secret prior artとされる場合もある。



[更新日 2005年5月6日]

お問い合わせ

特許庁総務部国際課

電話:03-3581-1101 内線2568

FAX:03-3581-0762

お問い合わせフォーム