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塩野義製薬株式会社と意見交換を行いました

2020年10月30日

10月21日、糟谷長官は、塩野義製薬株式会社の手代木社長と知財戦略等について、意見交換を行いました。

「知財は製薬会社の経営の根幹」という理念のもと、知的財産部を経営戦略本部の直下に位置づけ、アライアンスパートナーの選定にIPランドスケープを活用する等、知的財産部が経営戦略に沿った社内コンサル業務を担っていることなど興味深くうかがいました。

ご要望いただいた点のうち、特許庁の手続の電子化については、すべての手続の電子化を順次計画的に進めます。

手代木社長からの、新興国の医薬品アクセスは業界を挙げて取り組んでいるものの、医薬品の普及を知財が阻害しているとのご指摘をいただくことがあるが、知財による適切な保護が次なる新薬を患者さまにお届けするための研究開発につながっていく、とのご意見に対し、知財の尊重なしにイノベーションは生まれない旨は各国知財当局間で共有されていること、特許庁としてもWIPO(世界知的所有権機関)が関与しバランスのとれた議論を働きかけていること等をご説明しました。

(写真)塩野義製薬株式会社との意見交換 手代木社長・糟谷長官
塩野義製薬株式会社との意見交換
手代木社長・糟谷長官

[更新日 2020年10月30日]