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2020年10月30日
10月22日、旭化成株式会社の小堀社長、高山副社長他関係者と、事業戦略や知財戦略等について、意見交換を行いました。
「事業に貢献する」を知財部の普遍の目的に掲げ、知財網の構築、知財クリアランス等を通じ、事業のグローバル化、デジタルトランスフォーメーション(DX)にも知財面からの貢献を図っておられることなど御説明いただきました。特許情報分析(IPランドスケープ)を介して研究部門・企画部門・マーケティング部門・営業部門等全社的に連携を図り、気づきのきっかけを提供する場を整備し、新たな事業テーマの発掘を行われていることも興味深くうかがいました。
また、今回の新型コロナウイルス禍や過去のリーマンショック時など事業環境が厳しい中でも、将来の事業に影響が出るので出願件数の抑制は行わない、との同社の対応は、示唆に富むものです。
特許情報分析が経営判断に与える可能性を認識し、特許庁としても、日本企業がIPランドスケープなど経営に資する特許情報の活用を支援してまいります。
旭化成株式会社との意見交換
※新型コロナウイルス感染症対策を万全に講じた上で意見交換会を行いました。
[更新日 2020年10月30日]