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2020年11月5日
10月29日、糟谷長官は、株式会社エンジニアの高崎社長らとオンライン会議にて、知財戦略等について意見交換を行いました。
ヒット商品を生み出すには、マーケティング(Marketing)、特許(Patent)、デザイン(Design)、広報活動(Promotion)(頭文字を取ってMPDP)の4つ全てが揃うことが重要となることなどをうかがいました。
特に、中小企業ではMPDPを実践する際、特許(Patent)に関して専門性が高くボトルネックとなる可能性が高いため、同社では全社員に対し知的財産管理技能検定の受験を推奨し、弁理士や知財総合窓口に相談できる基礎知識を培っている、との取組みは、大変示唆に富むものでした。
また、現行制度の使いにくい点についてもご指摘をいただきました。
海外において特許・意匠・商標をどう組み合わせて取得するか(知財ミックス)について十分な情報が得られないなどのご指摘を受け、相談体制をさらに充実させることの重要性を改めて確認しました。
株式会社エンジニアとの意見交換
高崎社長と糟谷長官
[更新日 2020年11月5日]