特許行政年次報告書2018年度版
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特許行政年次報告書2018年版203第5章第7章第8章第4章第3章第2章第2部・特許庁における取組第1章第6章財産ポリシーの策定支援、プロジェクト初期では知的財産に関する意思決定機関の設置や規程類の制定支援、プロジェクト推進期では戦略的な特許等取得のための支援や、そのための国内外の知的財産情報の収集・分析支援、プロジェクト終期ではプロジェクト全体で獲得した知的財産成果の総括と情報共有の支援、プロジェクト終了後では知的財産管理主体における知的財産管理・活用の支援を行っている。◇2017年度実績派遣:延べ35プロジェクト(3)知的財産プロデューサー1公的資金が投入された研究開発コンソーシアムや大学には、革新的な研究成果の創出や国際競争力の向上が期待されている。我が国のイノベーションの促進に寄与することを目的とし、研究開発プロジェクトを推進する研究開発機関等を対象に、知的財産の視点から、成果の活用を見据えた戦略の策定、研究開発プロジェクトの知的財産マネジメント等を支援するため、企業での知的財産実務経験等を有する専門人材である知的財産プロデューサーを派遣している。具体的には、プロジェクト発足前では知的1 お問い合わせ先:下記ウェブサイトの「29.知的財産の活用に関すること」を参照 https://www.jpo.go.jp/toiawase/toiawase1.htm12-6-15図 知的財産プロデューサーの業務の例大学大学研究開発コンソーシアム革新的な研究成果特許庁・INPIT企業公的研究機関公的研究機関弁護士・弁理士他省庁研究資金提供機関知的財産プロデューサー民間企業で知財実務経験を有する専門人材○知的財産プロデューサーによる主な支援内容プロジェクト発足前プロジェクト初期プロジェクト推進期プロジェクト終期プロジェクト終了後連携知財ポリシーの整備等知財管理基盤の整備等知財マネジメントの推進等知財成果の総括と情報共有等知財成果の取扱い調整等
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