知的財産をめぐる動向第1部第1章特許行政年次報告書2019年版17(1)我が国における実用新案登録出願・登録動向及び実用新案技術評価書作成の現状①実用新案登録出願件数及び実用新案登録件数 実用新案登録出願件数は、この10年間減少傾向にあり、2018年は5,388件であった[1-1-44図]。実用新案登録件数も同様に減少傾向にあり、2018年は5,303件であった[1-1-45図]。②実用新案技術評価書作成件数 実体審査を行わない実用新案制度においては、権利を行使するにあたり、実用新案技術評価書を提示して警告を行うことが必要である。実用新案技術評価書とは、権利の有効性を判断する材料として、新規性、進歩性等に関する審査官の評価を請求人に通知するものである。実用新案技術評価書の作成件数も、実用新案登録出願件数と同様に減少傾向にあり、2018年は336件(前年比7.7%減)であった[1-1-46図]。2.実用新案02,0004,0006,0008,00010,00020182017201620152014201320122011201020099,5078,6797,9848,1127,6227,0956,8606,4806,1065,388(出願年)(件)1-1-44図 実用新案登録出願件数の推移(資料)統計・資料編 第1章3.(登録年)(件)02,0004,0006,0008,00010,00020182017201620152014201320122011201020099,0198,5717,5958,0547,3637,0176,6956,2976,0245,3031-1-45図 実用新案登録件数の推移(資料)統計・資料編 第1章3.(件)(年)0200400600800718 71759756855249145141436433620182017201620152014201320122011201020091-1-46図 実用新案技術評価書作成件数の推移(資料)特許庁作成
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