特許行政年次報告書2019年版38第1章国内外の出願・登録状況と審査・審判の現状(1)審判の現状①審判の請求動向a. 拒絶査定不服審判1請求件数の推移 2018年における拒絶査定不服審判の請求件数は、特許が16,536件、意匠が293件、商標が838件であった[1-1-104図]。また、特許の前置審査2の結果を見ると、拒絶査定を取り消して特許査定される件数(前置登録件数)の全体に占める割合は、2010年以降、6割前後で推移している[1-1-105図]。b. 無効審判3請求件数の推移 2018年における無効審判の請求件数は、特許が159件、実用新案が2件、意匠が15件、商標が98件であった[1-1-106図]。c. 訂正審判4請求件数の推移 2018年における特許の訂正審判の請求件数は、203件であった。旧実用新案5については、近年ほとんど請求がない[1-1-107図]。5.審判1 審査官の行った拒絶査定に対して不服を申し立てるための審判。2 拒絶査定不服審判請求時に特許請求の範囲等の補正がなされたものについて、特許法第162 条の規定により、審査官が行う審査。3 既に登録されている特許、実用新案、意匠、商標に対して、その無効を求めるための審判。4 特許権者が権利の取得後に特許請求の範囲等を自ら訂正するための審判。5 平成5 年改正実用新案法の施行日前(1993 年以前)に出願された実用新案。1-1-104図 拒絶査定不服審判請求件数の推移(2009-2018)(資料)統計・資料編 第1章7.(1)01,0002,00015,00020,00025,00030,0002018201720162015201420132012201120102009商標意匠特許24,13724,13727,88927,88926,66326,66324,95824,95824,64424,64425,70925,70921,86021,86018,89818,89818,59118,59116,53616,5365135134674674404403963963633633893893913913843844004002932936726728388388458458558555145141,4821,4821,4601,4608998991,0121,0121,6001,600(年)(件)1-1-106図 無効審判請求件数の推移(2009-2018)1-1-107図 訂正審判請求件数の推移(2009-2018)1-1-105図 前置審査結果の推移(特許)(2009-2018)(資料)統計・資料編 第1章7.(3)(資料)統計・資料編 第1章7.(4)(資料)統計・資料編 第1章7.(1)(件)(年)05010015020025030020182017201620152014201320122011201020092578310849810421514411811311796115102929298201614201911261415237269217247215231140161159特許実用新案意匠商標1590111000000135146178238210151163203160(年)(件)050100150200250旧実用新案特許201820172016201520142013201220112010200905,00010,00015,00020,00025,000前置報告前置登録201820172016201520142013201220112010200910,09710,09710,10210,1028,8348,8347,9817,9818,1178,1178,8788,8787,9577,9576,3516,3516,4076,4075,7495,74911,60011,60013,63013,63014,03314,03313,46313,46313,00213,00212,50712,50711,94911,94910,54610,5469,8019,8018,8938,893(件)(年)
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