• 用語解説

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Vol.49
広報誌「とっきょ」2021年9月14日発行

知財戦略どうやって取り組んでるの?

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社

知財戦略に積極的に取り組む企業をピックアップ!
今回は、「IP BASE AWARD」スタートアップ部門でグランプリを受賞したピクシーダストテクノロジーズをご紹介します。

1コマ目の地の文:ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(※以下PxDT)筑波大学准教授落合陽一氏がCEOを務めるベンチャー企業である 2コマ目の地の文:波動制御技術等のテクノロジーを活用し新たなプロダクトを開発したり大学の新技術を企業と結びつけ連続的に社会実装していくことを目指している 1コマ目の地の文:社内弁理士を務める木本大介さんは前職の特許事務所で落合氏から特許出願の相談を受ける 2コマ目の地の文:知財とビジネスモデルが直結しているためCEO落合氏COO村上氏の知財感度が高く木本さんはPxDTへの参画を決意 1コマ目の地の文:・2018年知財部門の立ち上げ・2020年知財部門が事業本部内へ・「IP&Legalファンクションチーム」と名称変更・片山晴紀さん参画 2コマ目の地の文:知財部門が事業本部内に置かれたことで事業部門との連携がスムーズに 1コマ目の地の文:弊社ではプロジェクト毎に知財業務とビジネス契約業務を一人の知財担当者が一気通貫で責任をもって担当しています。知財業務の学びとビジネス契約業務の学びを相互に反映  1コマ目の地の文:特許とビジネスモデルが深く結びついていることや大企業とのオープンイノベーションの取組など知財構築の体制が高く評価され2020年にIP BASE AWARD スタートアップ部門グランプリを受賞 2コマ目の地の文:PxDTは今後も会社の成長にあわせスピーディー&柔軟に知財業務及びビジネス契約業務の両輪で会社の利益に	貢献していきます!
INTERVIEW
(左)IP & Legal Team 片山晴紀氏、(右)IP & Legal Teamリーダ 木本大介氏のプロフィール写真

(左)IP & Legal Team 片山晴紀氏

次のフェーズとしては、これまで積み上げてきた特許出願を活かし、活用方法に囚われることなく事業の利益に繋げていきたいと考えています。

(右)IP & Legal Teamリーダ 木本大介氏

ビジネスモデルにおける知財の重要性が高い場合、専門家の支援は不可欠。弁理士に依頼するなら、ビジネスモデルを理解してくれる弁理士を探すことが最も重要です。

PROFILE

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 会社入口

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 CEOは筑波大学准教授の落合陽一氏。先進インターフェース技術の孵卵器となり、その連続的な社会実装を進める。リアルの現場やDiversityある方々を新たな均衡点へ導くこと(デジタルリバランス)により社会の課題を解決するスタートアップ企業。
[所在地] 東京都千代田区神田三崎町2-20-5 住友不動産水道橋西口ビル 3階・4階
[URL] https://pixiedusttech.com/(外部サイトへリンク)
[設立年] 2017年
[業種] 半導体、その他電子部品・製品
[従業員数] 76人

COLUMN

IP BASE AWARDとは?

特許庁は、スタートアップに不可欠な知財戦略に関する基礎知識や支援施策、イベントなどの最新情報を集約したスタートアップ向け知財コミュニティポータルサイト “IP BASE” を運営。IP BASE AWARDは、スタートアップにおける知財コミュニティの活動を促進させるべく、スタートアップ部門、知財専門家部門、エコシステム部門の各部門で、知財全般に関して、先進性・注目度などの観点から目覚ましい取組をした個人・組織を表彰する。

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