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Vol.59
広報誌「とっきょ」2023年12月15日発行

マンガでわかる知財!イラストレーターパパンがゆく!ロゴ画像

「各国の知財庁との相互理解と信頼関係を深める『審査官協議』とは」

グローバル時代に欠かせない、各国の知財庁間の関係構築。ディスカッションを通じて互いの国の知財カルチャーへの理解を深める大切な取組を、パパンが実地見学しました!

イラストレーター 柏原昇店さんのプロフィール画像

イラストレーター 柏原昇店かしわばらしょうてんさん

コミカルなタッチが特徴で、マンガも描けるイラストレーターとして広告・書籍・blogなどで活躍中。自身をクマのキャラ「パパン」に見立てて、難しい物事をわかりやすく伝えるのが得意。
X(旧Twitter):@kbst2(外部サイトへリンク)

1コマ目の地の文:今回は僕たちが普段なかなか知る機会のない特許庁の国際的な取組「審査官協議」を取材します! 2コマ目の地の文:これはどういう取組なんでしょうか? 海外知財庁の審査官を招いたり逆に訪問したりして最新の知識を共有し信頼関係を醸成することを目的としています 特許庁審査第一部調整課審査企画室 係長 白形 優依さん 1コマ目の地の文:直接顔を合わせ各国の審査実務の相互理解をはかったり 2コマ目の地の文:各国の最新事情にキャッチアップし日本の知財ユーザーに共有したり 3コマ目の地の文:友好的な国際関係を維持できたりと審査官協議の意義はとても大きいのです 1コマ目の地の文:協議はどんな風に行われるんですか? 事前に案件を決めて実務的なディスカッションをします 2コマ目の地の文:ちょうど今韓国特許庁(KIPO)の審査官を迎えて協議をしているところです 1コマ目の地の文:このシステム画面は見やすくて良いですね! 2コマ目の地の文:こういうテーマの先行技術文献はどうやって調べていますか? 書類のやりとりでは得られない貴重な情報交換の機会になっているんです 1コマ目の地の文:特許審査において日韓の文化の違いなどありましたか? 日本の審査官はとても論理的な印象でした! 品質管理の発想の違いも興味深かったですね 2コマ目の地の文:英語でコミュニケーションしていたんですね お互いにフォローしながら協議を進めました理解を深めました! 1コマ目の地の文:コロナ禍で三年間対面での協議ができていなかったのですが待望の再開となりました! 特許庁審査第一部調整課審査企画室 係員 執行 百香さん 顔を合わせることに大きな価値がありますからね! 2コマ目の地の文:さらに業務外でも交流する機会をもうけてより親睦を深めることもできました 来ることができて良かったです! 1コマ目の地の文:今度はぜひ韓国にもお越しください! お世話になりました こちらこそ 2コマ目の地の文:日本のユーザーが安心して海外でも知財活動を行えるように、審査官の皆さんが最新情報を収集したり、各国と良い関係を築いてくれているんですね!
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