• 用語解説

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Vol.60
広報誌「とっきょ」2024年3月5日発行

知財戦略どうやって取り組んでいるの?

株式会社阪神タイガース

知財戦略に積極的に取り組む企業をピックアップ。
スポーツ特集号の今回は、2023年のプロ野球を制した阪神タイガースが登場。優勝フィーバーを支えていた、きめ細かい知財への取組内容をご紹介します。

1コマ目の地の文:プロ野球リーグ創設時からの歴史を誇る言わずと知れた超人気球団 2コマ目の地の文:商標登録やライセンス管理など事業に直結する知財戦略に積極的に取り組んでいる 「誰もが知るブランド」を扱う責任感とやりがいがあります! 事業本部営業部 友生拓希氏 1コマ目の地の文:38年ぶりの日本一に輝いた2023年はライセンス事業も大盛況! 2コマ目の地の文:コラボしたお菓子を新発売したいのですが… エンブレムやロゴのライセンス契約は例年以上の規模でした! 1コマ目の地の文:球団直営ショップなどで販売されるオリジナルグッズは別チームが商品政策(MD)を担当する 阪神ファンには分かりやすいデザインで もっとゴージャスに! 2コマ目の地の文:メダルや小判など優勝記念の「金」関係商品は大変好評! ロゴやデザインも結局はコテコテ風味が受けますね 1コマ目の地の文:プロ野球球団の主な収益モデルは次の通りです 2コマ目の地の文:チケット売上には上限があるので広告部分が事業成長の大きなカギ 他球団やサッカーなど異種競技の広告も研究しています! 1コマ目の地の文:新しい施策や広告企画をスポンサーに日々提案 2コマ目の地の文:そして阪神タイガースはチーム名やマスコットキャラにとどまらないユニークな商標登録でもおなじみ 1コマ目の地の文:背景には現場と営業が一体となってのマーケティング&知財戦略があった ①事業本部が企画 ②現場と調整 ③権利登録手続きやグッズ展開など 1コマ目の地の文:優勝争いの舞台裏では商標関連の準備も慌ただしかったが貴重なノウハウも蓄積できた 優勝ロゴの商標調査完了です よし優勝が決まり次第登録しよう 2コマ目の地の文:そして2024年のシーズンスローガンは「A.R.E. GOES ON」に決定し連覇に向けて始動! 昨年の経験値をいかして準備万端です!

マンガ=柏原かしわばら昇店しょうてん

INTERVIEW
事業本部営業部 友生 拓希氏

事業本部営業部 友生 拓希氏

企画の相談から始まり、ロゴを冠した商品の完成まで立ち会えるのがライセンス事業の醍醐味の1つです。スポンサー企業の社長様や役員様がタイガースファンというケースも多いので、好調なシーズンは商談も弾みます。

PROFILE

株式会社阪神タイガース

株式会社阪神タイガース [所在地] 兵庫県西宮市甲子園町2番33号
[URL] https://hanshintigers.jp/(外部サイトへリンク)
[球団創立] 1935年
[事業内容] プロ野球興行、物品販売及びサービスの提供

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