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第18回日中特許庁長官会合の結果概要

第18回日中特許庁長官会合にて 左よりSIPO田局長、岩井長官

写真は中国国家知識産権局 高源氏撮影。転載不可。

1.日程

2011年10月18日(火曜日)

2.場所

中国国家産権局内会議室

3.出席者

  • 日本国特許庁(JPO):岩井良行 長官 他
  • 中国国家知識産権局(SIPO):田力普(ティエン・リープー) 局長 他

4.会合の経緯

JPOとSIPOは、1978年に知的財産分野における協力を開始していますが、1994年からは日中特許庁長官会合を開催し、両庁の施策・各種統計に関する情報交換を行っており、今回は、第18回目の会合となります。

5.会合の概要

(1)特許審査ハイウェイ(PPH)

日中特許審査ハイウェイ(PPH)の試行を世界に先駆け11月1日に開始することに合意しました。(※1)また、JPOとSIPOがそれぞれ開催予定の「PPHユーザーセミナー」に互いに専門家を派遣することに合意しました。

(2)機械化分野の協力

日中翻訳辞書開発における意見交換など、機械翻訳に関する協力を強化することに合意しました。

(3)知財人材育成分野の協力

来年、中国において、過去中国から日本に派遣された研修生を集め、フォローアップセミナーを開催することに合意しました。

(4)法制度と運用に関する交流

中国で開催予定の日本特許制度セミナーに、日本から講師を派遣することに合意しました。また、本セミナーにあわせて、両庁の専門家同士で意見交換を行うことに合意しました。

(5)制度調和

両庁は、特許制度調和の重要性を確認すると共に、五大特許庁長官会合の合意に基づくマトリックススタディーに向けた作業に積極的に取り組むことに合意しました。

(※1)日中特許審査ハイウェイ試行プログラムについて

[更新日 2011年11月9日]

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