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日産化学株式会社と意見交換を行いました

2021年1月19日

12月22日、日産化学株式会社の木下社長らと知財戦略等について、意見交換を行いました。

研究開発を「成長力の源泉」と位置づけ、「情報に挑み未来を創る」というスローガンのもと、知財情報分析(IPランドスケープ)を活用して、知的財産部から研究・企画・事業部門に対して積極的に提案とサポートを行っている旨を御説明いただきました。

また、知財の基盤強化の一環として、同社開発の知財管理システム「PATNETS」(2016年度知財功労賞受賞(PDF:339KB))をクラウド型システムへと移行して同社知的財産部が特許事務所とシームレスに連携する取組について興味深くうかがいました。

過去、経営が苦しい時期でも研究開発に経営資源を投入し、また、研究開発テーマを精査することにより、安定的かつ高い営業利益率・自己資本利益率(ROE)を維持してこられた同社の取組は、コロナ禍の下での対応について大変示唆に富むものでした。

意見交換では、“マルチ・マルチクレーム”や特許存続期間延長制度の在り方について議論しました。引き続き具体的なニーズの把握に努め、よりよい制度を目指してまいります。

(写真)日産化学株式会社との意見交換 木下社長・糟谷長官
日産化学株式会社との意見交換
木下社長・糟谷長官

[更新日 2021年1月19日]