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2021年3月22日
2021年3月1日から5日にかけて、欧州特許庁(EPO)と、3つの技術分野(眼の検査装置、人工知能(AI)、動画配信)において審査官協議※ を実施しました。
EPOとはこれまで20年以上にわたって、互いに特許審査官を派遣する形式で審査官協議を実施してきましたが、今回は初めてオンラインにて実施しました。日本特許庁からは5名、EPOからは4名の特許審査官が参加しました。
本審査官協議においては、各技術分野における先行技術文献調査の手法や検索システム、審査基準の運用などの情報交換を通じて、両庁間の審査実務の相互理解が深まりました。
今後も日本特許庁は、各国知財庁と特許審査に関する協力を継続してまいります。
特許行政年次報告書2020年版審査官協議のページへのリンク(PDF:5,240KB)
※ 審査官協議とは、海外知財庁審査官との互いの先行技術文献調査の手法や審査実務等についての議論を通じて、信頼感を醸成し相互理解を深化させ、先行技術調査結果・審査結果の相互利用等の推進をはかるものです。
審査官協議の様子
閉会式の様子
[更新日 2021年3月22日]