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2021年8月20日
2021年7月26日から30日にかけて、中国国家知識産権局(CNIPA)と、審査官協議※を実施しました。
CNIPAとはこれまで10年以上にわたって、互いに特許審査官を派遣する形式で審査官協議を実施してきましたが、今回は昨年に引き続き、オンラインにて実施しました。日本国特許庁からは3名、CNIPAからは4名の特許・実用新案審査官が参加しました。
本審査官協議においては、2つの技術分野(冷却機器、ビジネス関連発明)における先行技術文献調査の手法や検索システム、審査基準の運用などの情報交換に加えて、実用新案制度について両庁間の審査実務の情報交換を行い、両庁間の審査実務の相互理解が深まりました。
今後も日本国特許庁は、各国知財庁と特許審査に関する協力を継続してまいります。
特許行政年次報告書2021年版審査官協議のページへのリンク(PDF:3.61MB)
※審査官協議とは、海外知財庁審査官との互いの先行技術文献調査の手法や審査実務等についての議論を通じて、信頼感を醸成し相互理解を深化させ、先行技術調査結果・審査結果の相互利用等の推進をはかるものです。
審査官協議の様子
[更新日 2021年8月20日]