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2021年9月2日
日本国特許庁は、1996年から25年以上にわたりインド政府職員への研修提供などによりインドにおける知財分野の協力を行っています。さらに、2017年からは知的財産評価会合(※)を実施し、インド政府との協力関係を深化させています。
両国の協力の一環として2021年8月31日に、日本国特許庁は、インドの知的財産権推進管理部(CIPAM)と共同で、スタートアップ企業を対象に「スタートアップにおける知的財産の重要性と知的財産情報の価値」をテーマとした知財普及啓発セミナーをオンラインで開催しました。
本セミナーでは、日本国特許庁とCIPAMが(1)スタートアップにおける知的財産の役割や、(2)公開された知的財産の活用方法等について説明を行いました。また、両国の専門家を講師としてお招きし、知的財産を事業拡大に活用した事例等をご紹介いただきました。
日本国特許庁は、今後もインドにおける知財環境の整備を通じた日本企業の海外進出支援に取り組んでまいります。
(※)日本国特許庁と、インド商工省産業国内取引促進局及びインド特許意匠商標総局は、知的財産分野における両国の協力関係の継続及び深化を目的とする日印知的財産評価会合を、2017年より毎年度実施しています。
インドのスタートアップ企業向け知財普及啓発セミナー
[更新日 2021年9月2日]