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AIPPI総会の特別セッションに森長官が登壇しました

2021年10月22日

10月20日、国際知的財産保護協会(AIPPI)*1主催の「2021 AIPPI総会」の特別セッションがオンライン開催されました。日米欧中韓の各国知財庁長官・幹部、及び世界知的所有権機関(WIPO)のタン事務局長が、ポストコロナにおける知財保護への挑戦について講演を行いました。

日本国特許庁(JPO)からは森長官が、特にCOVID-19下におけるユーザーコミュニケーションのデジタル化や特許審査テレワーク支援システム等のJPOの取組について報告しました。また、国際的な知財のユーザー団体が開催するこのイベントを通じてJPOの施策を発信し、世界各地の知財関係者による施策への理解を深めるべく、世界最多のPPHパートナー国・地域を有する日本の特許審査ハイウェイ(PPH)*2ネットワークや、知財ミックスを後押しする世界初の取組である「事業戦略対応まとめ審査」*3等、グローバル化の進展に伴うJPOの知財権取得促進施策について紹介しました。

 

(画像1)森長官の講演の様子
森長官の講演の様子

 

(画像2)特別セッションの様子
特別セッションの様子

 

  • *1国際知的財産保護協会(AIPPI):知的財産の国際的動向を調査研究し、斯界の国際交流を進め、知的財産の国際的な発展に寄与することを目的とする団体。企業関係者、弁理士、弁護士、大学・研究機関の研究者等の幅広い階層の知的財産に携わる専門家や実務者を会員としている。
  • *2特許審査ハイウェイ:各特許庁間の取決めに基づき、第1庁(先行庁)で特許可能と判断された発明を有する出願について、出願人の申請により、第2庁(後続庁)において簡易な手続で早期審査が受けられるようにする枠組み。
  • *3出願人が事業戦略に合わせて特定の事業に関する特許・意匠・商標の権利の取得を同時に進めることが可能となる制度。

 

[更新日 2021年10月22日]