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2022年2月25日
特許庁は、日本各地を訪問し地域のみなさまと直接つながることにより知財を身近に感じていただき、また、地域と全国をつなげることで各地の知財の取組を全国へ発信するイベント「つながる特許庁」を開催しています。
第5回は1月31日(月)に長野県松本市での現地開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、オンライン開催のみとさせていただきました。オンライン開催のみとはなりましたが、約320名※1の方に御視聴いただきました。
メインセッションでは、信州大学副学長/産学官連携・地域総合戦略推進本部長の林靖人氏をお招きし、信州大学・富山大学・金沢大学が地域を越えて取り組む、地域の再定義手法とその人材育成プログラム「ENGINE」を御紹介しながら、いま地域の未来を切り拓くために取り組むべきことについて御講演いただきました。
聴講者からは、「普段何気なく使っている「ブランド」という概念をとらえなおすことができた。」「地域資源をいかしたブランディングには知財の観点が欠かせないということがよく分かった。」といった感想が寄せられました。
また、サブセッション1では、地域の魅力をいかしたブランド価値創出に取り組んでいる企業をお招きし、地域全体を活性化させるためのブランディングの在り方についてのパネルディスカッションを行いました。サブセッション2では、地域資源を活用した長野県の取組事例について支援機関から御紹介いただきました。
聴講者からは、「長い歴史のある会社と新しく地域のブランディングに参入した会社、それぞれの思いや地域への愛情、作り手としての誇りを知ることができ、同じ松本市内の企業として大変参考になり刺激を受けた。」「INPIT知財総合支援窓口という存在があることを初めて知り、地域の活性化につなげてくださる機関があることはとても心強いことだと思った。」「「知財」と聞くと敷居が高く難しいものだという認識だったが、知らないことは専門家に素直に相談すれば安全なんだと気付くことができた。」といった感想が寄せられました。
特許庁総務部長 小見山 康二
関東経済産業局長 濱野 幸一 氏
松本市長 臥雲 義尚 氏
林 氏
田中 氏
林 氏
五味 氏
久保 氏
[更新日 2022年2月25日]