ここから本文です。
2022年3月11日
2021年10月4日~8日および2022年2月15日~18日にかけて、フランス産業財産庁(INPI)と、審査官協議※を実施しました。
INPIとは2021年1月に日仏特許審査ハイウェイ試行プログラムを開始したことや、INPIにおいて2020年5月に進歩性判断を拒絶理由に導入したこと等をきっかけに、昨年度初めて審査官協議を実施しました。今年度も昨年度に引き続きオンラインにて実施し、日本国特許庁からは3名、INPIからは3名の特許・実用新案審査官が参加しました。
本審査官協議においては、2つの技術分野(光制御、金属電気化学)における先行技術文献調査の手法や検索システム、審査基準の運用などの情報交換に加えて、フランスにおける仮出願制度や日本における新規性喪失の例外規定等の特許制度についての情報交換を行い、両庁間の審査実務の相互理解が深まりました。
今後も日本国特許庁は、各国知財庁と特許審査に関する協力を継続してまいります。
審査官協議の様子(1)
審査官協議の様子(2)
[更新日 2022年3月11日]