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2022年7月19日
7月14日から、世界知的所有権機関(WIPO)加盟国総会がスイスのジュネーブで開催されており、濱野特許庁長官、桂特許技監を始めとする代表団が出席しています。
総会の2日目には、日本を代表して濱野特許庁長官が一般演説1を行いました。濱野特許庁長官は演説の中で、ダレン・タン事務局長によるWIPOの中期戦略計画(MTSP)2022-2026 のもと、WIPOによるユーザーの利便性向上や、若者などへの知財啓発、中小企業、スタートアップ、大学などへの支援拡充を通した「知財エコシステム」の拡大に期待を述べました。
また、WIPO GREENなどの知財を活用した取組により地球規模課題の解決に貢献することへの強い期待を示しました。
さらに、日本が、30年以上拠出している任意拠出金やWIPO日本事務所との協力を通じて、引き続きWIPOを支援していく旨を表明しました。
今次総会は7月22日まで行われ、各種報告、予算、各委員会の活動などについて議論が行われます。
1濱野特許庁長官の一般演説の内容は、こちらから入手可能です。(PDF:117KB)
WIPO加盟国総会で一般演説を行う濱野特許庁長官
WIPO加盟国総会の様子
[更新日 2022年7月19日]