ここから本文です。
2022年10月25日
特許庁は、日本各地を訪問し地域の皆様と直接つながることにより知財を身近に感じていただき、また、地域と全国をつなげることで各地の知財の取組を全国へ発信するイベント「つながる特許庁」を開催しています。
第1回の開催となる熊本県熊本市では、10月4日(火曜日)にイベントを開催し、現地会場では約120名1、オンラインでは約230名2の方に御参加いただきました。
セッション1では、産学金の各分野において活躍する知財関係者に登壇いただき、産学金連携で求められる知財戦略、知財の観点も交えたスタートアップや新規事業の推進について議論し、九州地域の企業や支援機関に知財経営推進に向けた情報を提供しました。
聴講者からは、「スタートアップが早期に知財戦略を考える必要性を実感できた。」「企業、ベンチャーキャピタル、大学TLOそれぞれの立場の話を聞けて良かった。」といった感想が寄せられました。
また、セッション2では、今後大きな飛躍が期待される九州地域のスタートアップの取組や、金融機関等の支援機関の活動を御紹介するとともに、知財に関する取組を深掘りして全国へ発信しました。
聴講者からは、「地方における知財を活用したスタートアップの実例を知ることができた。」「各社それぞれの知財戦略の違いが興味深かった。」といった感想が寄せられました。
1 各セッションの参加者数の延べ人数
2 各セッションの「YouTubeLive」最大同時接続数の延べ人数
特許庁総務部長 清水 幹治
熊本市長 大西 一史 氏
日本弁理士会会長 杉村 純子 氏
鮫島 氏
蒋 氏
廣田 氏
山本 氏
大山 氏
小川 氏
大和 氏
清水 氏
西 氏
榎本 氏
特許庁が実施している中小企業向けのハンズオン支援や、九州経済産業局がパートナー機関として協力しているWIPO GREENのデータベースに関するパネル等を展示しました。
特許庁や九州経済産業局が実施する中小企業等支援施策パンフレットをはじめ、INPITや熊本県発明協会が作成したパンフレット等を配布しました。
INPIT熊本県知財総合支援窓口、熊本県よろず支援拠点、日本規格協会等が、知的財産や経営に関する相談を受け付ける「相談コーナー」を開設し、来場者の皆様に御活用いただきました。
[更新日 2022年10月25日]