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2022年11月25日
特許庁は、日本各地を訪問し地域の皆様と直接つながることにより知財を身近に感じていただき、また、地域と全国をつなげることで各地の知財の取組を全国へ発信するイベント「つながる特許庁」を開催しています。
第3回の「つながる特許庁inKANSAI」の開催地となる大阪府大阪市では、11月14日(月曜日)にイベントを開催し、現地会場では約140名1、オンラインでは約150名2の方に御参加いただきました。
セッション1では、企業価値向上に資する知財の重要性や、社会課題解決における知財の役割を共有するとともに、社会課題解決を目指すイノベーターを支援する特許庁「I-OPENプロジェクト」の取組について御紹介しました。また、本プロジェクトに携わった知財とプロモーション戦略の専門家に登壇いただき、新たな知財活用の在り方について関西地域の企業に情報を御提供いただきました。
聴講者からは、「I-OPENプロジェクトについて、内容を詳しく知ることができた。」「社会課題の解決に知財戦略が役立っている事例を聞くことができ、参考になった。」といった感想が寄せられました。
また、セッション2では、共創の場を提供しオープンイノベーションを推進する関西地域の企業や金融機関をお招きし、企業間連携の重要性や連携を推進するためのそれぞれの取組事例、工夫について、連携するうえで必須となる知財戦略も交えながら全国へ御発信いただきました。
聴講者からは、「オープンイノーベションを行うための知財の活用方法を知ることができた。」「中小企業の現状やDX、また知財の先進的な取組について話を聞くことができ、大変勉強になった。」といった感想が寄せられました。
1各セッションの参加者数の延べ人数
2各セッションの「YouTubeLive」最大同時接続数の延べ人数
特許庁 特許技監 桂 正憲
大阪府 商工労働部長 小林 宏行 氏
大阪商工会議所 副会頭 廣瀬 恭子 氏
武井企画調査官
市橋 氏
森尾 氏
中沢 氏
竹口 氏
武田 氏
木幡 氏
京村 氏
特許庁が実施している中小企業向けのハンズオン支援や、近畿経済産業局の知財関連事業、INPIT-KANSAIが実施している取組に関するパネル等を展示しました。また、特許庁や近畿経済産業局が実施する中小企業等支援施策パンフレットをはじめ、INPIT-KANSAIや関連機関が作成したパンフレット等を配布しました。
INPIT-KANSAIやINPIT大阪府知財総合支援窓口、大阪府よろず支援拠点、日本規格協会、日本弁理士会関西会が、知的財産や経営に関する相談を受け付ける「相談コーナー」を開設し、来場者の皆様に御活用いただきました。
[更新日 2022年11月25日]