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2022年12月9日
2022年11月29日から30日にかけて、マレーシア知的財産公社(MyIPO)の意匠関係者等に対してオンライン形式で研修を実施しました。
日本国特許庁(JPO)からは講師として意匠分野の国際協力担当者1名及び実務経験の豊富な意匠審査官1名が、MyIPOからは研修生として意匠審査官等約10名が参加しました。
本研修では、JPO講師から意匠の国際登録に関するハーグ協定加盟についての日本の経験を共有したほか、画像を含む意匠に関して、JPOにおける審査基準や審査の運用、意匠分類についての知見を共有し、活発な質疑応答が行われました。研修生からは本研修について、「マレーシアがハーグ協定への加盟を準備するのに役立つ」との声や、「画像意匠についての理解が深まった」などの声をいただきました。
今後もJPOは、マレーシアをはじめ、我が国企業の事業展開が見込まれる新興国への研修提供等を通して、各国の審査体制の整備・強化に協力してまいります。
開会挨拶の様子
JPO:岡本国際協力課地域協力室長(写真左)、MyIPO:シャリファ・ナディア意匠・回路配置課課長(写真右)
研修の様子
[更新日 2022年12月9日]