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2022年12月21日
2022年12月17日、日本国特許庁(JPO)は、インドのJPO/IPR研修修了生を対象にしたフォローアップセミナー「魅力あるデザインを考える」をインドの知的財産権推進管理部(CIPAM)と共催でインドのデリーで開催しました。
本セミナーでは、午前にインドの政府職員や知財関係者など約100名が参加し、(1)JPOから意匠制度の基礎及び最近の日本の意匠施策、(2)インド弁護士からインド意匠制度の現状及び展望、(3)日印両企業のデザイナーからプロダクトデザインについて、それぞれ講演を行いました。また、(4)デザイナー対談を行い、両国デザイナー及び参加者間で活発な意見交換が行われ、参加者は、両国のプロダクトデザインや意匠制度について理解を深めました。
午後にはデザイン創作体験教室を開催し、インドの現地校に通う中高生約90名が、身近な材料を用いて自ら魅力あるデザインを考え手を動かすことを通じて、デザインの重要性を学びました。
今後もこうした取組を通じて、JPOはインドなどの新興国へも継続的・自立的な知財環境の整備・改善を支援することで、我が国企業の知的財産が国外においても迅速・円滑に確保され適切に保護される環境整備を進めてまいります。
開会式
講演の様子
デザイン創作体験教室の様子
[更新日 2022年12月21日]