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2023年7月5日
日本国特許庁(JPO)は、2023年6月13日から14日、21日から23日にかけて、ドイツ特許商標庁(DPMA)と、審査官協議*を実施しました。
今回の審査官協議には、JPOから3名、DPMAから1名の特許審査官が参加し、自動制御分野の案件の審査について、協議を行いました。
今回はオンラインにて、協議期間内に4日間のインターバル期間を設けて実施しました。インターバル期間を設けることで、両庁の審査官が協議後に論点の整理や質問への回答の準備を行うことが可能となり、より有益な議論ができました。
今回の審査官協議について、両庁の審査官より、「先行技術文献の解釈や、サーチ戦略について、意見交換できた」、「相手庁の審査実務を学ぶことができ、非常に有意義であった」、といった感想が寄せられました。
今後もJPOは、各国知財庁と特許審査に関する協力を継続してまいります。
特許行政年次報告書2022年版審査官協議のページへのリンク(PDF:1,213KB)
*審査官協議とは、海外知財庁審査官との互いの先行技術文献調査の手法や審査実務等についての議論を通じて、信頼感を醸成し相互理解を深化させ、先行技術調査結果・審査結果の相互利用等の推進を図るものです。
開会式の様子
協議中の様子
[更新日 2023年7月5日]