ここから本文です。
2023年9月22日
9月15日(金曜日)に、日本国特許庁(JPO)諸岡審査第二部長は訪日中のキム・ジス(KIM Jisu)韓国特許庁(KIPO)審査企画局長と会談を行いました。
本会合では、両庁における最近の特許制度の運用実務について情報共有したほか、AI関連発明の審査やグリーン・トランスフォーメーション技術区分表(GXTI)に関するJPOの取組を紹介するなど、両庁の最新の取組を共有しました。
また、両庁は、B+会合で行われている特許制度調和の議論において互いに協力し、議論を深化させていくことで一致しました。
※B+会合:47か国の特許庁及び2機関*1で構成される先進国の枠組みであり、特許の実体的側面での制度調和に向けた議論の方向性を見いだすことを目的としている。主に制度調和四項目(新規性喪失の例外(グレースピリオド)、衝突出願(未公開先願)、先使用権及び先行技術)と秘匿特権について議論。
*1 WIPO・Bグループ(先進国)メンバー国、EUメンバー国、欧州特許条約(EPC)メンバー国、欧州特許庁(EPO)、欧州委員会及び韓国
[更新日 2023年9月22日]