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ASEAN IP Academyと連携して審査官向け意匠研修を提供しました

2024年3月1日

日本国特許庁(JPO)は、2024年2月19-20日の2日間、ASEAN IP Academy※1と連携して、ASEAN各国の知財庁の意匠審査官等に対してオンライン形式で研修を実施しました。

JPOからは実務経験の豊富な意匠審査官2名が講師を務め、ASEAN各国の知財庁からは研修生として意匠審査官等約70名が参加しました。

JPO講師から、日本における意匠分野の最近の取組と、意匠の国際登録に関するハーグ協定加盟についての日本の経験を共有したほか、画像を含む意匠に関して、日本における審査基準や審査の運用についての知見を研修生に共有し、活発な質疑応答が行われました。研修生からは、「今後ハーグ協定への加盟を検討するうえで、本研修は非常に役に立つ」、「日本の画像意匠に関する運用は、審査の際の判断に参考になる」など研修を評価する声が多く寄せられました。

今後もJPOは、我が国企業の事業展開が見込まれる新興国の知財関係者への研修提供等を通して、各国の知財環境の整備・強化に協力してまいります。

 

(画像1)研修の様子
研修の様子

※1 ASEAN IP Academyは、ASEAN加盟国向けに知財分野の研修を提供することを目的として、2021年9月に設立されたASEANの研修機関です。

[更新日 2024年3月1日]