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IP Weekにおいて小野長官が「知財の未来」をテーマに基調講演を行いました

2024年8月29日

8月27日、シンガポール知的財産庁(IPOS)主催のイベント(IP Week)がシンガポールで開催され、「The Future of IP: Trailblazing or Trailing Tech Disruptions?(知財の未来:先駆者となるか、技術革新を追跡するか?)」をテーマとした基調講演(外部サイトへリンク)に小野長官が登壇しました。IP Weekには近年40カ国以上の国から知財関係者が参加しており、世界の知財関係者の交流の場となっています。

小野長官からは、AIが知財制度に及ぼす影響に関する日本国内の議論(PDF:2,971KB)を取り上げつつ、AI等の先端技術に関する日本国特許庁(JPO)の取組や国際協力の例を紹介しました。また、知財庁は技術革新を追跡すべきであり、さらに、後追いするだけではなくイノベーションの推進者であるべきであるという考えを示し、AIと知財制度との関係について共に考えていくことを聴衆に呼びかけました。

そして、翌28日には、IP WEEKのサイドイベントとして、JPOとJETROの共催によるジャパン・セッション(外部サイトへリンク)を開催しました。小野長官と、IPOSのリー長官による冒頭挨拶の後、「SDGs x IP(SDGsと知財)」というテーマで、日本企業、大学、特許情報サービス事業者、IPOS、JPOがそれぞれの立場からSDGsへの取組状況等について述べるとともに、SDGs達成に向けた知財制度の役割についてパネルディスカッションを行いました。

JPOは、今後も海外への情報発信を積極的に進め、JPOの施策を海外の多くの知財関係者に知っていただけるよう努めてまいります。

(写真1)小野長官の基調講演の様子
小野長官の基調講演の様子

(写真2)プレナリーセッションの様子(右から、リー長官(シンガポール知的財産庁(IPOS))、ノーラシング局長(ラオス知財局(Lao DIP))、シフ長官(ニュージーランド知的財産庁(IPONZ))、小野長官(日本国特許庁(JPO))、アセド事務局長(国際商標協会(INTA)))
プレナリーセッションの様子
(右から、リー長官(シンガポール知的財産庁(IPOS))、
ノーラシング局長(ラオス知財局(Lao DIP))、シフ長官(ニュージーランド知的財産庁(IPONZ))、小野長官(日本国特許庁(JPO))、アセド事務局長(国際商標協会(INTA)))

(写真3)ジャパン・セッションにおけるパネルディスカッションの様子
ジャパン・セッションにおけるパネルディスカッションの様子

[更新日 2024年8月29日]