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2024年10月18日
2024年10月15日(火曜日)、小野長官、安田特許技監は、東京で開催された第42回三極特許庁長官会合にあわせて、世界知的所有権機関(WIPO)のリサ・ヨーゲンセン事務局次長とバイ会合を実施しました。バイ会合では、WIPOのDE&I※1に関する活動への協力を伝えるとともに、JPOにおけるePCT※2の導入に向けた検討を本格的に行うべく、WIPOとJPOで認識を共有する共同意図表明(Joint Statement of Intent)に、JPOから安田特許技監が署名を行いました。
※1 DE&I(Diversity Equity & Inclusion):イノベーションの推進には、女性や若者を含め、人材の強みを活かすことが重要です。このような考えの下、知財の分野では、近年、世界的に多様性と公平性、包摂性を促進する動きが高まっています。
※2 ePCTとは、出願人、官庁、さらに第三者向けに安全性の高い環境で様々な機能を提供するブラウザベースのシステムです。出願人は ePCT を利用し、参加受理官庁に対して PCT 国際出願を提出することができ、各官庁は、WIPO が ePCT 上で提供する各種オンライン機能を利用することで効率的に業務の電子化を進めることができます。
バイ会合の様子
左から、小野長官、ヨーゲンセン事務局次長、安田特許技監
署名の様子
ヨーゲンセン事務局次長(左)、安田特許技監(右)
[更新日 2024年10月22日]