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知的財産と技術移転についてシンポジウムを開催しました

2024年10月18日

2024年10月15日(火曜日)、日本国特許庁(JPO)は、東京科学大学との共催で、「三極特許庁長官・ユーザー会合 国際シンポジウム ~知的財産と技術移転:成長するイノベーションエコシステムの構築~」を東京にて開催しました。

本シンポジウムの開催にあたっては、欧州特許庁(EPO)、米国特許商標庁(USPTO)、世界知的所有権機関(WIPO)並びに日米欧のユーザー団体である日本知的財産協会(JIPA)、米国知的財産権法協会(AIPLA)、米国知的財産権者協会(IPO)及びビジネス・ヨーロッパ(BE)に後援いただきました。

本シンポジウムは、大学で生まれた技術を産業界に技術移転するプロセスにおける多様な知財マネジメントの実態について日米欧・産官学それぞれの立場から議論することを目的として開催されました。

冒頭、小野長官(JPO)による開催者挨拶の後、東京科学大学の大竹理事長より、知的財産の有効活用を通じたイノベーションの創出と社会課題の解決への貢献について、アカデミアの視点から基調講演をいただきました。

その後、1つめのパネルディスカッションでは、東京科学大学の飯田副学長によるモデレートの下、小野長官(JPO)、ヴィダル長官(USPTO)、中内特別栄誉教授(東京科学大学)、ワイニッカ氏(BE)から、スタートアップを通じてアカデミア技術を社会実装するための環境作りの取組について、それぞれの知見の共有がありました。

続く、2つめのパネルディスカッションでは、東京科学大学の大嶋副学長によるモデレートの下、カンピーノス長官(EPO)、ヨーゲンセン事務局次長(WIPO)、若代副理事長(JIPA)、アナスタシ氏(AIPLA)、シュタウド氏(IPO)から、イノベーションエコシステムのための知財マネジメントについて、各国それぞれの状況の紹介がありました。

最後に、東京科学大学の田中学長より、新しい大学理念でもある「新たな価値の創造」のため、スタートアップ・企業とを繋ぐハブとしての機能を未来にかけて果たしていきたいと前向きなご挨拶をいただき、シンポジウムは閉会しました。

(写真)開催者挨拶と基調講演の様子
開催者挨拶と基調講演の様子

(画像)>パネルディスカッションの様子
(画像)>パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

(画像)基調講演と閉会挨拶の様子
(画像)基調講演と閉会挨拶の様子

基調講演と閉会挨拶の様子

[更新日 2024年10月18日]