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2024年11月6日
特許庁は、日本各地を訪問し、ビジネスにおける知財の活用をサポートするイベント「つながる特許庁」を、令和6年度は全国9都市で開催します。
第1回は「市場で選ばれるためのブランディング戦略」をテーマに高知県高知市で9月5日(木曜日)に開催し、現地会場では延べ226名、オンラインでは242名(セッション3は現地会場のみ)に参加いただきました。続く、日本弁理士会主催の交流会では51名が出席されました。
セッション1では、株式会社こうち暮らしの楽校の松田高政氏に「商品価値を高めるブランド戦略」について御講演いただきました。
聴講者からは、「地域振興を考える上で知的財産の重要性が理解できた」「買う人の立場に立った商品作りが重要であることがわかった」といった感想が寄せられました。
セッション2では、モデレーターにセッション1で御講演いただいた松田氏、パネリストに県内で知財戦略に取り組む地域の企業や農業協同組合に、「経験者が語る商品づくりのポイント」をパネルディスカッション形式で御議論いただきました。
聴講者からは、「それぞれの経営者の商品作りのこだわりポイント、商品が生まれたストーリーを聞けて興味深かった」「苦労話やリアルな話が聞けて非常に良かった」といった感想が寄せられました。
セッション3では、「一緒に考えよう、魅力あるネーミング」をテーマに、商品開発に用いるプログラムを応用し架空商品のネーミングを考え、高知の新しい土産物を創るワークショップを開催しました。
聴講者からは、「ネーミングの参考になった」「自分以外の方のアイデアや視点が勉強になった」といった感想が寄せられました。
特許庁 審査業務部長 師田 晃彦
高知県 商工労働部長 岡田 忠明氏
【モデレーター】
【パネリスト】
セッション終了後には、日本弁理士会主催の交流会を実施いたしました。
特許庁広報室が作成しているパネルや、地域団体商標に関する四国経済産業局のパネルを展示しました。また、特許庁が実施する中小企業等支援施策パンフレットをはじめ、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が作成したパンフレット等を配布しました。
[更新日 2024年11月6日]