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2024年12月20日
2024年11月19日に、中国国家知識産権局(CNIPA)にて、日本国特許庁(JPO)審判部と中国国家知識産権局(CNIPA)専利復審・無効審判部による第10回日中審判専門家会合が開催されました。そして、韓国特許庁(KIPO)特許審判院を加えて、11月20日には第11回日中韓審判専門家会合が、11月21日にはユーザーフォーラムがそれぞれ開催されました。
日中審判専門家会合では、「標準必須特許の保護」や「前置審査の運用」について議論しました。また、日中韓審判専門家会合では、「審判における品質管理」や「特殊パラメータによる限定を含む請求項の審理」等について議論しました。そして、ユーザーフォーラムにおいては、各庁から「主要な活動と関心分野に関する報告」と「審判制度のユーザー利便性向上の取組」について紹介を行いました。
JPOは、今後も他国との審判に関する交流を積極的に進め、国際的な紛争処理システムの透明性向上に努めてまいります。
第11回日中韓審判専門家会合
前列左から4番目がKIPOリー首席審判長、左から5番目がCNIPAガオ部長、左から6番目がJPO森藤首席審判長
第10回日中審判専門家会合
前列左から2番目がCNIPAフェン副部長、3番目がJPO森藤首席審判長
ユーザーフォーラムの様子
[更新日 2024年12月20日]