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2024年12月27日
特許庁は、日本各地を訪問し、ビジネスにおける知財の活用をサポートするイベント「つながる特許庁」を、令和6年度は全国9都市で開催します。
第2回は「産学官連携 × ヘルスケア × 知的財産」をテーマに岩手県盛岡市で9月19日(木曜日)に開催し、現地会場では延べ192名、オンラインでは396名に参加いただきました。続く、日本弁理士会主催の交流会では48名が出席されました。
セッション1では、東京医科歯科大学(現:東京科学大学)副理事の飯田 香緒里氏に「医療系アカデミアのヘルスケアイノベーション戦略-ビジョンオリエンテッドで臨む異分野共創-」について御講演いただきました。
聴講者からは、「県内のイノベーションに係る取組や産学官の連携状況について大変勉強になった」「企業の経験者による知財戦略に関する詳細な話を聞くことができ、改めて知財の重要性を感じた」といった感想が寄せられました。
セッション2では、株式会社アイカムス・ラボ代表取締役会長の片野 圭二氏に「ヘルスケア分野における知財戦略」について御講演いただきました。
聴講者からは、「医療分野は特にリサーチが重要で、1つ1つの商品の機能等を追求することの必要性を痛感した」「人材育成についても大変勉強になった」といった感想が寄せられました。
セッション3では、「地域とつながるヘルスケア」をテーマに、地域との連携によるヘルスケアの革新をテーマに、各専門家を交え議論するパネルディスカッションを行いました。
聴講者からは、「企業にとっての知財の価値をより感じられた」「異業種である各社ごとの具体的な取組事例が参考になった」といった感想が寄せられました。
特許庁 審査第三部長 北村 弘樹
※交通事情により急遽オンライン参加
岩手県 副知事 佐々木 淳氏
【モデレーター】
【パネリスト】
セッション終了後には、日本弁理士会主催の交流会を実施いたしました。
特許庁広報室が作成しているパネルや、地域団体商標に関する東北経済産業局のパネルを展示しました。また、特許庁が実施する中小企業等支援施策パンフレットをはじめ、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が作成したパンフレット等を配布しました。
[更新日 2024年12月27日]